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2010年08月02日

クサガメは外来種だった!



 今年は、国際生物多様性の年である。多様性を守るためには、在来種の存在を脅かす外来種の駆除の必要性が説かれることになる。

 ブラックバス、ハリエンジュ等、駆除対象となる有害種に指定されている外来種も少なくない。

 しかし、今回のニュースで紹介された、クサガメは本来は外来種であったとう報道には、驚かされた。

 『京大大学院の疋田努教授(動物系統分類学)と大学院生の鈴木大さんは本州、四国、九州の計19カ所の河川で野生のクサガメ132匹を捕獲。ミトコンドリアDNAを分析した結果、日本の在来種ではないことを突き止めた。アジア産のクサガメとDNAを比べると、約8割の102匹は韓国と一致した。

 一方、江戸時代の動植物を網羅した書物でクサガメを調べたところ、貝原益軒の「大和本草」(18世紀初頭)に記載はなく、小野蘭山の「本草綱目啓蒙」(19世紀初頭)には記載されていたことなどから、18世紀末の江戸後期に日本へ移入されたと推定した。

 当時の大陸との交易ルートは(1)中国から長崎(2)朝鮮から対馬を経て福岡−の2経路。長崎に滞在したドイツの博物学者、シーボルトの著作にクサガメは見当たらず、朝鮮から持ち込まれたのがルーツと結論付けた。愛玩用だったらしい。

 野生のクサガメは日本の固有種であるニホンイシガメと交雑し、この雑種は繁殖力があることも判明。放置すれば貴重な固有種の遺伝子や生態系を損なう恐れがある。疋田教授は「ニホンイシガメの生息地ではクサガメをきちんと駆除すべきだ」と話す。』

 以上のように、記事では詳しく説明がなされている。今までは、在来種として扱われていたクサガメが、駆除対象となる可能性が大きくなった。科学の進歩により、解析能力が高まったことが、あらたな問題点を浮き彫りにした形である。常識も、また、覆されることがあるのだ。

 ただ、外来種を規制する外来生物法は明治以降に持ち込まれた生物が対象で、江戸時代の移入種は対象外。クサガメは日本人に広く親しまれ、山口県・見島の群生地は国の天然記念物に指定され、駆除には慎重論も予想される。
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2010年07月11日

外来種のカニ、全国拡大の恐れ、沿岸の生態系に悪影響も



 近所の河川敷に、わざわざ、本来の植生の雑草を引っこ抜き、コスモスのタネをまき世話をしている人がいる。また、遊歩道に沿って、河川敷に、様々な園芸植物を植え、椅子、机まで置いて公園化しているグループが存在している。一見すると、美化にもつながるから、良い行いのように見えるのであるが、生物の多様性を守るということからは、とんでもない環境破壊の行為なのである。

 今回、問題になっているカニは、やはり外来種のミドリガメ(ミシシッピーアカミミガメ)の名前によく似た「チチュウカイミドリガニ」である。その名のと落ち、地中海原産のカニで、東京湾でも繁殖していると、テレビのニュースでも取り上げていた。ブラックバスやブルーギルのように、人間が豊漁したものではなく、外国からの船に付着して日本にやってきたらしい。東京湾から、伊勢湾、大阪湾にまで飛び火したという。

『調査では、チチュウカイミドリガニの過去約20年の分布拡大のしかたを解析。コンピューターシミュレーションで、今後の広がり方を予測した。主な分布域は、今後数年は関東・東海地方と大阪湾周辺、四国と九州の一部などにとどまるが、20年後には、北海道や東北を含む広い範囲に拡大。200年後には北海道から九州にかけて、日本列島のほぼ全域に広がるとの結果が出た。』

 今後の具体的に在来種に対する影響は、はっきりしていないが、その繁殖力から、将来の在来種への悪影響が懸念されている。

 なお、環境省では、要注意外来生物に指定している。
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2010年07月03日

多細胞生物の出現は定説より15億年前か、ガボンで化石発見



 生物の進化は、単細胞生物から多細胞生物へと進んでいったが、多細胞生物が出現したとされるのは、今までは6億年前とされていた。今回、ガボンで新たに発見された化石は、その構造から多細胞生物と見られ、21億年前に生息していたと見られている。ということは、定説より、15億年前に、既に多細胞生物が出現していたことになる。

 古生物学による進化の研究は、新たな化石の出土により、定説が覆る可能性が高い分野なのである。しかし、多くの情報を語る化石の存在は、魅力的でもある。

『西アフリカ・ガボンの丘陵地帯で見つかった化石群から、多細胞生物の出現時期が少なくとも15億年さかのぼることが明らかになったとする論文が、1日の英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。

 仏ポワティエ大(University of Poitiers)の研究員で論文を主筆したアブデルラザク・エル・アルバニ(Abderrazak El Albani)氏によると、新たに発見された化石の大きさは1〜12センチとさまざまだが、どれも「端がギザギザで中央にこぶのような塊がある、クッキーのよう」な外見。単細胞の微生物と異なり、細胞膜で核を覆って染色体を保護する構造の多細胞性を示していた。これまでに250個以上の標本を発掘したという。

 これまで、複雑な構造を持つ多細胞生物の出現時期は、生物が爆発的に多様化する「カンブリア大爆発」が始まった6億年ほど前とされ、それ以前には単細胞の微生物しか存在していなかったと考えられてきた。が、これらの化石が発見された地層から、21億年前である可能性が出てきたという。

 地球化学分析で、この化石の生物は酸素をわずかに含んだ海水で暮らしていたことがわかっている。このことから研究チームは、単細胞体から多細胞体への進化には酸素が不可欠だった可能性があると見ている。

「原生代には、大気中および海水中の酸素の増加という2つの重大な出来事があった」とアルバニ氏は説明している。大気中の酸素の増加は、21億年前に化石の生物が誕生する直前に、海水中の酸素の増加は6億年前の「カンブリア大爆発」の直前に起きたと推定されるという。』
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2010年06月27日

蛍光エンゼルフィッシュ、遺伝子操作で免疫力増強、台湾



 遺伝子操作による作物の創出は、よく話題になります。耐病性や生産性を高めるために作り出された作物の安全性や、自然界への影響についても未だに問題とされています。いつかの報道では、当初の予測より、食物の増産に寄与していないという指摘をする研究が紹介されていたこともあります。

 植物ではなく、動物に対しても、遺伝子操作で新しい生物を作り出すことは、まさに神の領域に人間が足を踏み入れたと評価できます。
 新しい時代のフランケンシュタインのような存在です。

 今回、紹介されているのは、蛍光を発するエンゼルフィッシュです。おそらくは観賞用なのでしょう。だから、耐病性も同様の遺伝子操作で獲得したようです。でも、本来は、この世の中に存在するはずのない生命なので、自然界への拡散は絶対に防ぐ必要があります。というよりは、こうした生き物の創出事態、果たして必要なものであるのか、大いに疑問なのであります。

『台湾農業委員会(農業省)漁業署は25日、遺伝子操作で免疫耐性を高めた蛍光エンゼルフィッシュを公開した。

 漁業署によれば、この遺伝子操作技術がシクリッド(カワスズメ)科の中型魚に用いられたのは初めて。感染症への耐性を高めるとともに、感染した細菌種によって免疫に関連した遺伝子の変種を生み出すという。』
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2010年06月19日

あの人気者「クヌート」も…独動物園の子路クマ7割強に精神疾患



 今年は、国際生物多様性年。東京国立科学博物館の「大哺乳類展 陸のなかまたち」は、30万人を超す観客を集めました。
 そこで、ホッキョクグマ(クヌート)の剝製を見ました。立ちあがった姿で表現されていました。地球上で最大の肉食の哺乳類なんでしょう。剝製の姿で、大切な事を訴えていることには、複雑が感じがしました。地球温暖化のせいで、ホッキョクグマも絶滅の危機にあるそうです。

 世界各国の動物園では、繁殖の目的でホッキョクグマを飼育していますが、今回のニュースでは、動物園の飼育には、色々と問題点があることを指摘しています。やはり、自然とは違う環境下では、ホッキョクグマも精神を病み、繁殖も順調にはいっていないようです。

 本来は、動物たちも自然の中で、繁殖して生活できることがベストなんですね。そのためには、原因を作った人間に責任があるんでしょうね。


『ドイツ・ベルリン動物園(Berlin Zoo)の人気者、ホッキョクグマのクヌートが深刻な精神疾患にかかっているとの調査結果を、国際動物愛護団体PETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)の科学者らが17日、発表した。

 PETAの研究者、フランク・アルブレヒト(Frank Albrecht)氏によると、クヌートとそのパートナー候補のジャンナ(Gianna)には明らかな行動障害が見られるという。クヌートにはパニック発作があり、体を左右に揺らす異常行動もあるとしている。

■75〜90%のシロクマに精神疾患の傾向

 PETAは2年間にわたってドイツ国内の動物園で飼育されているホッキョクグマの状態を調べた。クヌートの疾患は氷山の一角にすぎず、国内で飼育中の 34頭の75〜90%に精神的に不安定な症状が見られるという。症状は、新しい大きな飼育施設のホッキョクグマに顕著だという。

 また、飼育下にあるホッキョクグマの出生率が低下していること、生まれた子グマの死亡率も「非常に高い」こと、野生のホッキョクグマの寿命が15〜18歳なのに対し動物園では15歳未満の死亡が75%に上ることなども指摘された。

 PETAは「(飼育下にあるホッキョクグマの)繁殖をすぐに中止し、長期的にはドイツ国内でホッキョクグマの飼育を止めるよう呼びかけたい」としている。

 クヌートは2007年、「キュートなクヌート(かわいらしいクヌート)」として一斉を風靡(ふうび)した。一般公開時には世界中からカメラマン100人が集まったほか、米誌『ヴァニティ・フェア(Vanity Fair)』の表紙も飾った。ベルリン動物園では関連商品の販売や、特別入場料で数百万ユーロの売上があった。』
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2010年05月31日

サメの襲撃の多き日は、「8月・新月・月曜日」 米研究



 サメといえば、映画「ジョーズ」を思い出してしまうが、アメリカのフロリダ大学によって、サメの襲来の多き日が、統計調査によって明らかにされたという。
 しかし、内容を読んでみると、8月、月曜日共に、海岸に人出が見られる時なので、後付け判断のような所があり、常識的なものであった。

 興味深いのは、新月の日に最もサメの襲来が多く、次に多いのが満月の時だということ。

 ルナティックと言葉があるように、月の満ち欠けと、自然現象の因果関係を示唆する意見を見ることが少なくない。

 今回の調査でも、そうした月の影響が述べられているが、実際の所、どこまで、月の満ち欠けが、人間ばかりか生物の行動に影響を与えているということに対する的確な回答は無いようだ。しかし、古代から考えられていたように、月の影響というのは、少しは根拠あるものなのか、疑問が残ってしまう。ダーウィンを筆頭とする進化学の立場からは、同言及されているのか、知りたいと思う興味対象であった。

 『研究結果は、「世界のサメ襲撃の中心地」として知られる米フロリダ(Florida)州ボルシア(Volusia)郡の50年間にわたる統計や観察からまとめられた。ボルシア郡一帯には強い波が押し寄せる海岸が多く、サーファーたちとともに乱流の中でエサを探す習性のあるサメも多く集まる。1996〜2008年に起きた世界のサメ襲撃のうち、5件に1件がこの一帯で発生している。』
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2010年05月18日

幸せの青いコウノトリ、小さな村にやってきた  ドイツ


 青い鳥といえば、チルチルミチルの出てくるメーテルリンクの「青い鳥」が有名である。幸せをもたらす鳥が、実は自分たちのすぐそばにいるというすぐれた寓話であった。なお、今でこそ、日本では、人形劇や演劇で上演されることが少なくないが、ある期間は、作者の意向でわが国での上演が許されていなかった。わが国が行った愚かな戦争が原因であった。

 さて、ドイツの小さな村に、青いコウノトリが飛来して話題になっているようだ。しかし、自然界に青いコウノトリが存在することはあり得ず、人為的な力が働いているのかもしれない。しかし、人間がこの鳥に幸せを運ぶ鳥の姿を求めたとしても、それは、ごく自然な感情なのかもしれない。

『ドイツ東部の小さな村ビーゲンに、全身が青い毛で覆われた雄のコウノトリがすみ着き、話題となっている。

 30年ほど前からある巣に3月末に飛来した。4月中旬にはつがいとなる雌を見つけ、「ブラウアー・ビーゲナー(青いビーゲン人)」という名前までちょうだいした。「芸術家のイタズラ」「アフリカからの道中に何らかの原因で色が付いた」など憶測を呼ぶが、いまだになぞだ。

 欧州では、コウノトリは幸せを運んでくるとされている。この珍しい鳥を一目見ようと、小さな村には大勢の見物客が押し寄せている。閉店していたレストランが再開し、記念はがきが1千枚も売れた。ビルケ村長は「幸せが本物かどうかはしばらく様子見だ」。』(朝日新聞)
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2010年05月17日

生のナメクジを食べないで、オーストラリアの保健局が警告



 エスカルゴは、フランスの高級料理であるが、我々のごく身近にいるカタツムリを食べることは、リスクのある行為らしい。そんな内容のニュースであった。ニュースでは、カタツムリではなく、持って気持ちの悪い生のナメクジを食べたオーストラリアの男性が、寄生虫に感染して、重症化したというものであった。普通は、ナメクジなどを食することは、考えられない行為であるが、この男性は、度胸試しか、冗談半分が動機となったようだ。同国の保健当局が、ナメクジを食さないように、それも生食の禁止を呼び掛けたそうだが、まあ、通常では、そのような行為に及ぶ人間は、ほとんど存在しないだろう。生のナメクジを食するとどうなるかの、参考にはなりそうなニュースであった。

『「生のナメクジを食べないで」――オーストラリア・ニューサウスウェールズ(New South Wales)州の保健当局は13日、21歳の男性が髄膜炎にかかったことを受け、住民にナメクジを食べないよう警告した。

 報道によると、この男性は悪ふざけでナメクジを食べた後、広東住血線虫という寄生虫による髄膜炎を発症して入院した。広東住血線虫はアジアや太平洋諸島のネズミなどに寄生し、卵がネズミのふんを介してカタツムリやナメクジの体内に入る。オーストラリアでの感染例は珍しいという。

 伝染性疾患を担当するJeremy McAnulty氏は声明で、「以前にも、度胸試しでナメクジやカタツムリを食べて病気になったケースがあった。生のナメクジやカタツムリなどは食べるべきではない。それから、触った後は必ず手を洗ってほしい」と警告している。

 たいていの場合、症状は軽いが、今回のように重症化するおそれもあるという。

 McAnulty氏によると、本来この寄生虫は人間には寄生しないため、治療しなくても寄生虫が死ぬ可能性が高い。人から人に感染することはないという。』
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2010年05月15日

トカゲの5分の1が2080年までに絶滅の恐れ



 今年は、世界生物多様性年の年で、改めて、生物の多様性について、人間の生存という観点からも考えてみる必要のある年である。国立科学博物館でも、多様性年に相応しい催しが計画されており、現在開催中の哺乳類の剝製の展示のうち、「陸のなかまたち」は、多くの入場者が訪れている。我々人間も、生物の多様性の中で生きることができるのであるが、文明の発展に伴って、生物の多様性を脅かしている。

 地球温暖化も、人間の所為による部分が多いものと思われる。一部の学者には、自然現象と捉える見方もあるのであるが。

 さて、この温暖化により、爬虫類のトカゲが生存の危機におかれているとの研究が発表された。

『地球温暖化のため、2080年までに世界に生息するトカゲの5分の1が絶滅する恐れがあるという研究結果が14日、米科学誌サイエンス(Science)に発表された。

 一般的にトカゲは日光を好むと考えられているが、トカゲの種の多くは高温は苦手で、餌探しなどの活動が鈍ってしまう。

 トカゲの分布に関する世界規模の研究を行った生物学者のチームは、気候変動がもたらす変化にトカゲは特に弱く、驚異的な割合で激減していると警告した。

 トカゲは鳥やヘビの餌となる一方で、昆虫を旺盛に捕食するという食物連鎖における重要な役割の担い手であるため、トカゲの生息数の減少は生態系全体を壊滅させる惨事となりかねない。』

 我々人類は、この奇跡の星とも言える地球上で、孤立しては生きられないことを深く胸に刻み込む必要がある。そして、次には、適切なアクションが求められている。
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2010年04月09日

日本人が海苔を消化できる理由を発見、仏研究



 日本人が、海苔を食べているのは、世界の食文化からはかなり珍しいもののようだ。歴史上の関係から、台湾や韓国でも海苔が食べられるようになったが、元々は日本人しか食していなかったようだ。
 しかし、通常は、日本人以外は、海苔を消化する事が出来ないという。
何とも不思議な話である。
 我々だけが、海苔を消化する仕組みを、何と、フランスの学者が解明したというのも驚きであった。しかし、細菌類との共生という事実は、生命の興味ある一面を表わしている。

『日本人の腸が海草に含まれる多糖類を分解できるのは、分解酵素を作る遺伝子を腸内に住む細菌が海洋性の微生物から取り込んでいるためだとする論文が、8日の英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。

 フランスの海洋生物学と海洋学の研究・教育機関「ロスコフ生物学研究所(Station Biologique de Roscoff)」の研究チームは、ゾベリア・ガラクタニボラン(Zobellia galactanivorans)という海洋性バクテリアが、アマノリ属の海草に含まれる多糖類を分解する酵素を持っていることを発見した。

 公開されているDNAのデータベースを調べたところ、ヒトの腸内に住むバクテロイデス・プレビウス(Bacteroides plebeius)という微生物が、同じ酵素を作る遺伝子を持っていることが分かった。このバクテリアはこれまで、日本人の排泄物からしか見つからなかっていない。

 記録によると日本人は8世紀にはすでにノリを食べていたが、研究者らは、かつて日本人はノリを焼かずに食べていたため、海草に住んでいたバクテリアからこの遺伝子を取り込んだものと考えている。』
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2010年04月07日

「大哺乳類展」入場者数十万人を超す 国立科学博物館



 今年は、世界的に生物多様性を考える年です。国立科学博物館でも、生物多様性の重要性を訴える企画が5つ立てられ、その1つとして「大哺乳類展 陸のなかまたち」が、現在、開催されています。
 去年、この企画の事を知った時は、恐竜展と比べてお客さんが来るのかなと、心配していましたが、ふたを開けてみると、もう入場者数が十万人を突破したということです。
 僕も、昨日見学に行ってきましたが、親子連れで会場はにぎわっていました。夏には、「海のなかまたち」の展示も行われます。
 はく製や、骨格標本を通じて、生物の多様性の大切さを、多くの人に認識してもらいたいですね。

『 東京・上野の国立科学博物館で開催中の「大哺乳(ほにゅう)類展 陸のなかまたち」(朝日新聞社など主催)の入場者数が6日、10万人を超えた。10万人目となったのは、千葉県鎌ケ谷市の森尻大輝君(4)と弟の響君(2)、父の章喜さん(37)、母佐知子さん(33)の4人家族で、動物のフィギュアやぬいぐるみなどの記念品が贈られた。

 この日は章喜さんが休日だったため、兄弟が以前から見たがっていた同展に家族で来たという。「初めてみるパンダが楽しみ」と大輝君。響君も「大好きなライオンを見てみたい」と目を輝かせていた。

 6月13日まで。午前9時〜午後5時(4月29日〜5月5日は午後6時まで、金曜日のみ午後8時まで)。入場は閉館の30分前まで。月曜休館(5月3日は開館)。』
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2010年04月05日

名古屋のため池に在来種と交雑のカメ、在来種駆逐の恐れ



 今年は、生物の多様性を真剣に考える年である。上野の国立科学博物館で開催中の、大哺乳類展 陸のなかまも、死して剝製となった哺乳類たちが、生物の多様性の重要性を訴えている。同博物館の今年度行われる生物の多様性に関する5つの企画の内の一つである。

 動植物の多くが絶滅の危機に及んでいる。哺乳類だけでも、1000種類に上るという。我々人間が、生きていかれるのも、背景には、生物の多様性が守られている事実がある。しかし、人間の手により、この多様性が失われようとしているケースが多すぎる。ブラックバスやブルーギルの放流も、在来種の生存を脅かしている。

 今回、名古屋のため池で見つかったカメは、外来種と在来種のハイブリット種である。おそらく、人間がペットとして飼っていて、飼いきれなくなって放流したものであろう。危惧されるのは、こうした交雑種の繁殖力の方が、在来種より強いことで、そのことが、在来種の繁殖を脅かすことになるのだ。

『外来種と在来種が交雑したカメが、名古屋市内のため池で見つかった。飼育下ではなく、野生で交雑した可能性があるという。専門家は、交雑によって遺伝子の汚染が広がり、在来種の生息地を圧迫する可能性を指摘する。

 交雑したカメが確認されたのは、名古屋市昭和区の住宅街にある「隼人(はやと)池」。市や市民が昨年9月に調査した際、35匹の在来種のカメのほか、外形からは種を分類できないカメが9匹見つかった。

 愛知学泉大の矢部隆教授(動物生態学)らが8匹のDNAを分析したところ、台湾や中国南部などに生息するハナガメと在来種との交雑カメと確認。2匹はニホンイシガメとの交雑カメで、6匹はクサガメとの交雑カメだった。元の3種類のカメは同じイシガメ科だが、属が異なる。ハナガメはペットとして国内に入り、放されたとみられる。

 交雑カメは見た目も、親世代の特徴が交ざっている。ハナガメは頭部から前脚にかけて黄緑色のストライプ模様があるが、クサガメは線や点が混在している。一方、交雑カメは頭の上側がストライプで、下側にはクサガメに似た模様が入っている。

 甲羅の裏側も同様だ。ハナガメは側面に斑点模様があるが、ニホンイシガメは全体的に黒く、模様がない。一方、交雑カメはまだら状に黒っぽく、斑点模様が表れている。

 矢部教授によると、ライオンとヒョウが交配したレオポンなどはふつう生殖能力がないが、交雑カメは繁殖してしまう。これらのカメは、核の形や染色体の数が同じため、交雑する可能性が高い。メスは交尾から数年間は体内に精子を保存でき、交雑の確率を高めるという。

 矢部教授は、交雑が繰り返されて遺伝子の汚染が広がることを懸念する。「生物は進化によって地域に合うように遺伝子を構成している。交雑してしまうと、遺伝子が劣化して、地域の遺伝集団が衰退する可能性がある」と話す。 』(朝日新聞)
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2010年03月30日

減り続ける米国のミツバチ、大寒波でさらに減少か



 世界中で、ミツバチの減少が報告されてから、依然と原因不明のまま、減少が続いているようだ。原因については、様々な仮説が出ているが、それらが複合的に働いているのではないかとの指摘もされている。
 我が国においても、ミツバチの減少は、イチゴや果物栽培農家への深刻な影響を与えている。
 人間にとって、自然界は、コントロール出来る対象ではないようだ。破壊することは容易であるが。

 米国でも、ミツバチの減少が止まらない。未だ、人間はなす術がない。
この冬の大寒波の影響が、減少傾向にさらに拍車をかけているらしい。

『米国内でミツバチの個体数が初めて減少した06年以来、ミツバチの数は下落の一途をたどり、研究者や養蜂家らは懸念を募らせている。

 米農務省のデータによると、ミツバチの数の減少率は07年に32%、08年に36%、09年に29%と、減少傾向が止まらず、蜂蜜の生産のみならず、農作物の生産にも深刻な影響を与えている。約150億ドル(約1兆4000万円)相当もの農作物はが、ミツバチの授粉に生産を頼っているからだ。

 ミツバチが大量に死滅する「蜂群崩壊症候群(Colony Collapse Disorder、CCD)」と呼ばれる現象は、米国のほかにも欧州など世界各地で報告されている。

 CCDの原因として、研究者らはウイルス、寄生虫、殺虫剤、栄養不良、環境要因などを挙げているが、これまでのところ決定的な要因はつかめていない。

■大寒波で減少に拍車か

 米メリーランド(Maryland)州にある農務省付属ミツバチ研究所(Bee Research Laboratory)のジェフ・ペッティス(Jeff Pettis)主任研究員は、今冬、米国各地を襲った大寒波がミツバチの減少に拍車をかけるのではないかと危ぐする。

 ミツバチ個体数の今冬の正式データは4月に発表されるが、米養蜂家協会のデビッド・メンデス(David Mendes)会長は、減少率は30〜50%に達するだろうと話す。

■最大の要因はやはり殺虫剤?

 CCDについて、メンデス会長は、さまざまな要因が絡まり合った可能性が考えられるとする一方で、最も大きな原因は殺虫剤の使用量増加ではないかとみている。

 米科学誌「Public Library of Science(PLoS)」最新号には、米23州とカナダでミツバチや花粉、巣箱などから採取された887のサンプルから121種類の殺虫剤が検出されたとする調査結果が掲載されている。』
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生物農薬の失敗 猛毒ガエル殺処分して肥料に オーストラリア



 害虫駆除に対しては、農薬を使わずに、天敵などの害虫を食する生物農薬を導入することも少なくない。わが国でも、かんきつ類につくカイガラムシ駆除のために、べダリアテントウを外国から導入するなどの試みがなされてきた。外来種の導入が、国内の生態系を壊すことがなければ、有効な方法となりうる。
 しかし、失敗というケースもありうる。
 今回のニュースでは、かつてコガネムシ駆除のために、外国から導入された猛毒のカエルが、その毒性の強さから、多くの生物の命を奪う被害をもたらし、本格的な駆除が行われるという内容のものであった。カエルの結末は、農業用の肥料ということであるが、自然界のコントロールを人間がすることは、如何に困難な事であるかの証明になるような報道であった。

『オーストラリアで過剰繁殖している猛毒性のカエル、オオヒキガエルの一斉駆除が28日、クイーンズランド(Queensland)州で行われた。捕獲されたカエル1万匹は凍らせて殺した後、農業用肥料にするという。

 同州でのオオヒキガエルの一斉駆除は今年で2年目。計画した団体「トッド・デー・アウト(Toad Day Out)」のリサ・アーレンズ(Lisa Ahrens)さんによると、捕獲されたカエルは約1万匹、重さにして1トン相当に上りそうだ。

 オオヒキガエルは頭の後部に毒腺をもち、その効果はヘビやクロコダイルを死に至らせるほどの猛毒で、ペットが殺される事例も多く、オーストラリアでは有害な生物として扱われている。

 今回の駆除作戦では前夜、人目につくところへ出てきたオオヒキガエルと思われるカエルを集めてビニール袋に入れ、冷蔵庫に一晩置くよう住民に呼び掛けた。そして低温で仮眠したカエルを翌日、作戦の呼び掛けグループがオオヒキガエルかどうか識別した。こうしてオオヒキガエルだけを集め、今度は冷凍庫で「人道的に」殺した。死がいの大部分は、これまでオオヒキガエルに悩まされてきたサトウキビ農家のための肥料の原料とされる。

 オーストラリアでオオヒキガエルは外来種で、コガネムシの過剰繁殖を防ぐため、1930年代に意図的に輸入されその後、何百万匹にも増えた。何でも食べて繁殖力も生命力も強く、これまでに車でひき殺したり、クリケットのバットで打ち殺すなど、さまざまな駆除方法が試されてきたが、ことごとく失敗してきた。』
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2010年03月26日

4万年前、シベリアに未知の人類がいた



 西シベリア南部の洞窟から発見された小指の骨のDNA解読から、4万年前に、今まで知られていなかった人類が存在していたことが判明した。現代人(ホモ・サピエンス)が、ネアンデルタール人と共存していたことは分かっていたが、今回の、発見で、他の複数の人類との共存の可能性も示された。人類も、多様性の中にあった。
 色々な人類が、進化の上で存在し、ホモ・サピエンスだけが生き残った。かつてあった人類の多様性は、どのようにして失われて行ったのか、興味のある所である。

『現在のロシア・シベリア(Siberia)地方南部に約4万年前に生息していた人類のDNAを解読した結果、発見されたことのない新種の系統に属することが分かった−−人類はアフリカ大陸を起源とし、世界を征服していったという従来のシナリオが書き換えられるかもしれない。24日、英科学誌ネイチャー(Nature)に研究結果が発表された。

 ネアンデルタール人の大半のゲノムを解析した実績のある独マックスプランク進化人類学研究所(Max Planck Institute for Evolutionary Anthropology)のチームは今回、アルタイ山脈(Altai Mountains)のデニソワ洞穴(Denisova Cave)で、2008年に発見された子どものものと思われる人類の小指の骨をDNA解析した。炭素年代測定によると、この骨が発見された地層は約3万年前から4万8000年前の間のものだった。

 細胞小器官ミトコンドリアから抽出したDNAの解読結果を、ネアンデルタール人、現生人類、チンパンジー族のボノボやチンパンジーのDNAと比較したところ、現生人類やそれに並ぶ系統のヒト属とは別の属とみなすにふさわしい約400か所の遺伝子的な違いが確認された。

 結果、この「デニソワ人(Denisova Hominid)」は約100万年前に、現生人類やネアンデルタール人と共通の祖先から枝分かれしたと考えられる。これが正しければ、これまで語られてきた「人類の船出」のストーリーは大きく変わることになる。』
posted by トッペイ at 02:22| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 生物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月20日

ディンゴは最古の犬の可能性



 人と犬との関係は、太古の時代にさかのぼるそうです。その頃の犬は、狼に非常に近い種類だったようです。
 最近は、生物学でも、DNA解析の手法がとられるようになり、多くの新発見がなされてきました。
 最初の頃の犬はどんなものだったのだろうか。

 オーストラリアを代表するディンゴのDNA解析が行われ、その結果、ディンゴが最古の犬の可能性が高まったという興味深いニュースでした。

 人と犬とは、昔から、よきパートナーであったことを思うと、最初の頃の犬のイメージが、写真から伝わってくるようでした。。

『オーストラリアを象徴する犬「ディンゴ」は世界最古の犬種かもしれないとのDNA調査結果が、英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。

 豪ニューサウスウェールズ大学(University of New South Wales)のアラン・ウィルトン(Alan Wilton)博士らによる国際研究チームは、85犬種のイヌ約1000匹とオオカミ数百匹を対象とする大規模なDNA調査を行った。その結果、ディンゴとその近種であるニューギニア・シンギング・ドッグが、調査対象の犬種の中で最もオオカミに近い遺伝情報を有していることが分かったという。

 研究者らは今回の調査結果について、ディンゴが一般的なイエイヌのどの犬種ともかなり異なるとの定説を支持するものだとして、種の保全に弾みが付くことに期待を寄せている。

 ディンゴは約5000年前にインドネシアからオーストラリアに持ち込まれた。ディンゴとニューギニア・シンギング・ドッグは数千年間にわたり、他の犬種と交雑することなく進化してきたとされるが、近年は交雑が進み、純血種の保護を求める声が高まっている。ウィルトン博士によると、オーストラリア東海岸に生息するディンゴの80%が雑種だとみられている。』
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2010年03月19日

クロマグロ、国際取引禁止案否決―思わぬどんでん返し



 モナコという国が何故、クロマグロの保護ということを言い出したのかはよく分からない。
 一応、今回は、ワシントン条約締結国会議では、クロマグロを絶滅の恐れがある生物と認定して、国際取引を禁止しようとしたモナコの試みは、またもや失敗に終わったのだが、日本も、今後は、クロマグロの完全養殖の成功を受けて、育てる漁業にも力を入れる必要があるだろう。次は、他の海洋生物がターゲットとされる恐れも多分にあるのだから。
 自然と共存できる漁業の発展が、今後は、世界を説得させるためにも、必要不可欠となるだろう。

『カタール・ドーハ(Doha)で開催中のワシントン条約締約国会議(Convention on International Trade in Endangered Species of Wild Fauna and Flora、CITES)の委員会は18日、地中海・大西洋産クロマグロの国際取引の禁止するとしたモナコの提案を、反対68、賛成20、棄権30で否決した。』
posted by トッペイ at 02:01| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 生物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月25日

小型犬の起源は1万2千年以上前の中東にあり



 人間と犬との緊密な関係は、太古の世界にさかのぼる。人間の良きパートナーとして、大型犬の3万1千年前の大型犬の化石がヨーロッパで発掘されている。

 では、小型犬も同様であるのか。小形犬に関しては、中東が起源であるという研究結果が出た。
 今回、アメリカのカルフォルニア大学ロサンゼルス校の研究チームが、中東で1万2000年前の小型犬の化石を発掘した考古学チームと協働して研究が行われた。

 小型犬は、大型犬と比べて、よりペットの要素が強いのであろう。

『小型の飼い犬の起源は1万2000年以上前の中東にあり、同地に生息するハイイロオオカミの子孫である可能性があるとする研究結果が24日、生物学の専門誌BMCバイオロジー(BMC Biology)電子版に掲載された。

 米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(University of California at Los Angeles、UCLA)の研究チームは、小型犬を特徴付ける遺伝子「IGF1」の変異を追跡した。その結果、小型犬に見られるIGF1の変形は中東に生息するオオカミのものと非常に近く、このオオカミの先祖のものと一致することが判明した。

 研究は、中東で1万2000年前の小型犬の化石を発掘した考古学チームと協働して行われた。欧州ではこれよりも古い3万1000年前の犬の化石が発掘されているが、大型犬のものであることがわかっている。

 犬の選択は、古代、現在のイラクにあった「肥沃な三日月地帯」や農業が行われていた地域の住民たちにより行われた可能性がある。研究者は、「人口密度が高く、犬が屋外の狭いスペースまたは屋内でも飼われていた農業社会では、大型犬より小型犬の方が好まれたのではないか」と推測している。』
posted by トッペイ at 01:28| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 生物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月22日

里親制度でスマトラトラを絶滅から救え/インドネシア



 今年は、寅年。世界に生息するトラたちは、いま絶滅が危惧されています。アムールトラもそうですね。アムールトラといえば、釧路動物園の障害を持って生まれてきたタイガとココアの話には、感動しました。残念ながら、タイガは死んでしまいましたが、ココアには、タイガの分も長生きいてもらいたいです。でも、ココアも体重の増加に伴って、身体を不自由な脚で支えるのが困難になってきているようです。がんばれ、ココア!

 さて、インドネシアでも、スマトラトラが絶滅の危機に瀕しているそうです。そのために、当局がとったのが、里親制度という変わった方法です。経済的にゆとりのある人に、自宅で、つがいを飼育してもらうというものです。当然、自然保護団体などからは、反対の意見が出ているそうです。ペット化の是非については、判断が難しい所です。本当は、生息している自然環境の中で繁殖ができるのが一番良いのですが。
posted by トッペイ at 01:58| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 生物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月21日

帰れミツバチ大作戦、フランスで道端に花壇設置



 世界中で、ミツバチの大量死が問題になっているが、相変わらず、原因は特定できていない。原因としては、バロアダニ、ノゼマ原虫の寄生、農薬や気候変動の影響、大農場化や道路・芝生の整備で草花が失われていくことによる栄養不良などが挙げられてるが、決定的な原因は分かっていない。一番妥当だと思われているのが、こうした原因が複合的に働いているのではないかということのようだ。
 日本でも、イチゴ栽培農家などに大きな影響を与えている。

 原因は特定できないものの、フランス政府はある方法を試そうとしている。

 『フランス政府は19日、世界中で姿を消しているミツバチを増やす実験的な試みとして、蜜(みつ)を持つ花の種を道路脇にまく計画を発表した。今後数か月で250キロ以上の無料道路の脇に種をまき、その後3年かけて総延長1万2000キロに延ばすことを目指す。

 計画を発表したシャンタル・ジョアノ(Chantal Jouanno)環境・エネルギー管理庁長官は、「われわれが食べる物の35%以上は、ミツバチなどの授粉昆虫によって生み出されている。こうした昆虫を守ることは、わたしたちの命を守ることでもある」と話した。

 北米、欧州、アジアの各地で、ミツバチの巣箱は「蜂群崩壊症候群(Colony Collapse Disorder、CCD)」と呼ばれる謎の現象の直撃を受けている。通常、巣箱におけるミツバチの減少率は5%程度だが、CCDの場合は3割から5割、時には90%も死滅してしまう。』

 とりあえずは、いい結果が出ることを期待する。それにしても、原因が人間の関与にあるとしたら、大いに反省しなくてはなるまい。自然の復讐ということになるのであるから。
posted by トッペイ at 01:27| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 生物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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