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2010年04月22日

二大政党制の揺らぎ、英国の場合



 わが国で、少なくない反対意見を抑えて成立した小選挙性は、先の総選挙で、ようやく政権交代と2大政党制の実現という事態を起こしたのだが、早くも、その矛盾点が露呈しだした。小政党の乱立状態である。今や、民主党に期待していた有権者の失望からの支持離れが始まっており、総選挙で否定された自民党政治に戻ることへの拒否感も強いようである。
 結局、2大政党だけの選択には、限界があることが露呈してしまったようだ。
 2大政党制の本家とも言うべきイギリスでも、2大政党制に対する有権者の意識が変わりつつあるようだ。大連立なる選択も起こりかねないのである。
 見直しの時期が来たのか、賞味期限が切れたのか?

『総選挙が来月6日に迫った英国で20日、民間調査機関などによる最新の政党支持率調査で、野党第2党の自由民主党が躍進し、ゴードン・ブラウン(Gordon Brown)首相率いる与党・労働党が3位に沈んだことが分かった。

 これまで中道左派の自由民主党は、保守党と労働党の二大政党の壁に阻まれ続けてきた。だが、前週放映されたテレビ党首討論で、自由民主党のニック・クレッグ(Nick Clegg)党首が視聴者から高い評価を得たことを機に、今回の調査で野党第1党・保守党に次ぐ第2位に躍り出た。

 英紙ガーディアン(Guardian)に掲載された民間調査機関ICMの調査結果は、1位が保守党で33%、2位自由民主党で30%、3位が労働党で28%となっている。1位の保守党が前回調査から4ポイント減らしているのに比べ、2位の自由民主党は10ポイントも増やした。労働党は、前回調査時から3ポイント減。

 また、大衆朝刊紙デーリー・エクスプレス(Daily Express)の世論調査でも、自由民主党は前週から12ポイントも伸ばした29%の支持を獲得して2位となった。32%で1位を維持した保守党だが、前週からは7ポイント減となった。労働党は26%で3位。前週からは5ポイント減らした。

 自由民主党の躍進は、これまでの調査で優勢が伝えられていた保守党に、揺さぶりをかけることとなりそうだ。』
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2010年04月21日

移民反対ネオナチ集団、ロスでマイノリティ団体らと衝突



 ナチスが滅んでからも、その思想に毒された集団が未だ存在している。ネオナチと呼ばれる集団である。失業など、社会から疎外された若者の一部の心をつかんでいる。ヨーロッパの政治のシーンでも、外国人、移民の排除をうたって、一定の議会への進出が進んでいるのが気になる所である。単純なスローガンに表れている排外主義が、気を付けないと、また、あの悪夢へとつながりかねない。
 
 今回のニュースで驚かされたのは、アメリカにもネオナチが存在したということだ。南部の人種差別主義者とは違った存在なのだろう。

 やはり、その主張する所は、移民反対という単純化されたスローガン。ドイツなどでは、ネオナチの示威行動に対しては、良識的な市民が対抗して、その動きを阻止することが多い。
 アメリカでは、マイノリティグループが、ネオナチ集団に立ち向かった。ナチス政権下では、同性愛者も収容所に送られた。今回の行動も、そうした記憶が関係しているのであろう。

『米ロサンゼルス(Los Angeles)市役所前で17日、ネオナチを名乗る集団のメンバー100人が移民流入に反対するデモを行い、それに対抗するために集まった黒人やゲイコミュニティーのメンバーらと衝突した。

ヒスパニック系、アフリカ系、ゲイコミュニティーのメンバーら500人は、全身黒ずくめのNational Socialist Movementのメンバーと真っ向から対抗。「人種差別主義者は帰れ」「ナチスを止めろ」などの怒号が飛び交った。』
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2010年03月17日

法務省が外国人の看護師や歯科医師に対する就労制限を撤廃する方針を検討



 外国ニュースから見た、日本における外国人の就労問題の捉え方は、国民と少し違うようだ。
 専門職としての看護師や歯科医師に対する就労制限を撤廃することを評価している。
 
 しかし、歯科医師の場合は、我が街でも、少し歩けば歯科医院があるくらい、患者獲得の競争が厳しくなっている。もちろん、国内でも一部に偏在しているのだが、毎年、歯科大から卒業生が送り出されている限り、歯科医師の生存競争も厳しいものとなっている。一部には、歯科医師を再教育して、麻酔医などへの転職を提案する向きもある。
 
 外国から、歯科医師が多くやってきた場合、歯科医師が集中している街では、経営が圧迫される恐れもある。
 
『高齢化と人口減少に対応するため、法務省が外国人の看護師や歯科医師に対する就労制限を撤廃する方針を検討していることが明らかになった。入国管理局高官が15日、AFPに語った。

 現在、フィリピンとインドネシアからの看護師には7年以内の就労期限があるが、入国管理局はこの制限の撤廃を検討している。フィリピンとインドネシア以外の外国からの看護師の就労を認めることも検討しているという。

 今後5か年間の入国・在留管理制度の指針を示す基本計画に盛り込まれるもので、基本計画は月内にも正式決定される見込み。

 同高官は、日本が人口減少の時代に直面していることを受けて、急成長するアジア諸国からの人材を受け入れることが重要だと述べた。

 また、外国人歯科医師に対する6年間の就労期限も撤廃することも検討しているという。すでに外国人医師については06年に人材不足を緩和するために就労期限を撤廃している。

 日本で働く外国人労働者の数は過去最高の192万人に上っている。しかし、依然として全人口の1.5%でしかなく、日本は世界で最も均一な国と表現されることが多い。』
posted by トッペイ at 02:46| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月29日

ブルカの公共の場での着用禁止を提言、フランス国民議会委員会で


 
 ヨーロッパでの、イスラム教徒の移民の増加の問題が、宗教的衝突のような形で、フランスで顕在化した。

 フランス国民議会(下院)の調査委員会が、26日、イスラム女性の衣装ブルカの着用は「フランスの価値観とは相容れない」として、公共の場での着用禁止を提言する報告書をまとめたのだ。

 『議員32人で構成される同委員会は、ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)大統領が前年6月「ブルカは抑圧のしるし」と批判したことを受けて設置されたもの。一部の右派議員は全面着用禁止を求めたが、違憲性を問う慎重論もあり、学校、病院、公共交通機関、役所での着用禁止を求めるという内容で承認された。』

 ベールに関しては、写真にも区別が紹介されているが、ニュースでは詳しく説明されている。

 『髪をスカーフで覆うのは、保守的なイスラム女性だけではない。ユダヤ教超正統派の女性にも同様の習慣があり、プロテスタントの一部の分派は女性が髪をスカーフで覆うことを強く推奨している。

 イスラム女性が着用するスカーフには主に以下の4種類がある。

ヒジャブ:ヘッドスカーフ。エジプトなどで合法化されているムスリム同胞団(Muslim Brotherhood)など、一部のイスラム原理主義組織が推奨している。

ブルカ:全身を覆うベール。アフガニスタンの旧支配勢力タリバン(Taliban)は女性に対しブルカの着用を強制している。

ニカブ:目以外の顔全体を覆うベール。エジプトの一部のイスラム強硬派により推奨されているが、イスラム教スンニ派の最高学府であるカイロのアズハル大学(Al-Azhar University)は着用自体を容認していない。

チャドル:顔以外の全身を覆うマント。イランやアフガニスタンなどで着用されているが、強制ではない。』

 この問題は、宗教が絡んでいるので、複雑化する恐れもある。そうでなくても、ネオナチをはじめ、右派勢力は、イスラム教徒の移民排斥を強く主張して、ある程度の国民の支持を受けている。

 なお、クウェートでは、昨年5月の国民議会の選挙で、定数50のうち、初の女性議員4名が当選している。その中の、アワディ議員が、髪を覆うベールを着用せず、罰金を科せられることがあった。しかし、その後の裁判で、ベール着用は女性個人の自由であるという判決を勝ち取った。このように、イスラム社会においても、変化があることには注目する必要がある。
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2010年01月17日

ハイチ大地震、被害の背景には米国の干渉と外国企業による富の吸い上げ



国連人道問題調整事務所(OCHA)のエリザベス・バース報道官は16日、AFPの取材に対し、ハイチ大地震は国連史上最悪の大惨事との見解を示したと報じられています。

 バース報道官は、04年のスマトラ沖地震と津波に見舞われたインドネシアのアチェ州でさえ少なくとも地元政府施設が被災後にも残っていたと述べ、一方ハイチでは、たとえば首都ポルトープランス郊外の町Leoganeでは、全ての公共サービスが地震で失われたと指摘したとされます。

 今回の地震では、一部外国企業の建物を除いては、耐震性のある建物がほとんどなかったというのが、悲劇を拡大することになりました。

 米国の干渉は、この国の支配者のコントロールにも及び、外国企業とともに、この国から富を吸い上げて行った歴史は忘れてはならないようです。

 例の新自由主義経済の採用も、70年代には90%あった食糧自給率を45%にまで押し下げました。この国の貧困層は、8割を超える状態で、世界の最貧国の一つとなっています。

 米国と結託した一部の富裕層だけが、この国の国民としては、人間らしい生活をしていたということです。

 テレビのニュースで、キューバからの医師団の派遣が放送されていましたが、今の中南米の一面を象徴しているようでした。
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2009年12月11日

オバマ大統領、ノーベル平和賞授賞 「平和維持のための戦争」に決意示す



 当初は、核廃絶に言及するなどした時は、オバマ大統領のノーベル平和賞も有りかななんて思っていました。けれども、アフガニスタンへのアメリカ軍の増兵などをみていると、おかしいなと思いようになりました。
 受賞演説で、「平和維持のための戦争」ということを言っていますが、矛盾したものいいですね。
 なお、23時間しか滞在しないことには、スウェーデンの国民の4割ほどが失礼な事だと思っているそうです。
posted by トッペイ at 02:22| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月14日

米ワシントンD.C.で大規模デモ、オバマ政権に抗議



 現在、オバマ政権が進めている医療保険改革の動きに、保守派を中心に流言飛語が国中に拡大している。おそらくは、民間の保険会社をバックにする政治家たちが流したデマが、考えることを停止した国民の間に広がっている。オバマ氏が社会主義者だとか、「死の審査会」ができるとかとの非合理主義が跋扈しようとしている。
 政府が運営する保険を作る改革案は、4600万人にも上った医療保険に加入できない人たちをなくすためのものである。
 隣国カナダの医療保険制度を見ようともしない反対派の人々。この国の民主主義が、一部の保険会社とその紐の先にある政治家らによってゆがめられている現実をみると、悲しくなってしまう。
 日本でも、小泉改革の時に、毎日のように、外資系の保険会社の入院保障付きの保険の宣伝がテレビで流されていた。あの時は、日本の政治もく狂っていた。。
posted by トッペイ at 00:03| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月24日

「金がねえなら結婚しない方がいい」麻生首相、また失言



 投票日まであとわずか、そんな中、学生との対話集会の席で、またもや
麻生首相の失言。学生からの若者に結婚資金がないことが、少子化につながっているのではないかとの質問に対し、「そりゃ金がねえなら結婚しない方がいい。うかつにそんなことはしない方がいい」「稼ぎが全然なくて尊敬の対象になるかというと、なかなか難しいんじゃないか」などと答えた。

 こんな人がわが国のリーダーだとは世も末である。NHKの世論調査では、また、支持率が下がったようだが、納得。

 しかし、こんな首相やそれを支える与党に対しては、ネット上では、ネット右翼と呼ばれる支持者が多いようだ。先日のニコ動の世論調査では、なんと、自民の支持率が民主を上回っている。麻生氏の著作の購買を呼び掛ける動きもあった。ネットの世界はたいそうおかしな世界である。
ネット右翼諸君は、お金がないことで結婚を当然諦めるのだろう。なにしろ、彼らのヒーローなんだから。
posted by トッペイ at 23:53| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月30日

アフガニスタン近現代史の概要を学ぶ



 日本の自衛隊のアフガニスタンへの派遣が現実味を帯びる中、よく知られていないアフガニスタンの近現代史の概略を学ぶ必要がありますね。
 自衛隊に関しては、シビリアンコントロールの網の目から逸脱することが多くなり、軍隊として、文民統制に関係なく、自己判断することが多くなっているという良くない傾向が出始めています。
posted by トッペイ at 16:04| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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