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2010年08月03日

戒名選びもパソコンで、有り難くないお話



 お葬式での僧侶による死者に対して戒名を付けることは、今では、儀式に過ぎないのかも知れない。本来は、仏門に入った時につけられる名前であったのが、葬式仏教と揶揄される流れの中で、儀式化されて来たのだろう。葬儀を執り行う上で、引導を渡す際にないと恰好がつかないと遺族も思っているのかもしれない。最近は、生前に、自分で戒名を付ける人もいるのであるが。

 この戒名を付ける作業も、ついにパソコンのソフトとなって登場した。『故人の趣味や職業を入力すれば、ふさわしい戒名(法名)を提案してくれる。そんなパソコン用「戒名ソフト」を利用する寺が増えている。』

 何ということなのだろうか。

 『製造元は東京都目黒区の「大東工業」だ。電話工事が主業務の同社が、お寺向けのパソコンソフトを開発したのは約20年前。従業員の父親の僧侶が「檀家リストの整理ソフトを作って欲しい」と、鷲田芳之社長に頼んだのがきっかけ。試しに作ったところ大好評。さらに「戒名をつけるのも大事な仕事。手助けできないか」と思い立ち、戒名ソフトも製作した。

 年会費5万円で会員になったお寺は檀家・墓地管理、収支計算などのソフトの提供もあわせ、更新やサポートのサービスを受けられる。全国約300寺が入会しており、年数カ所ずつ増えているという。 』

 他にも、戒名ソフトを開発した会社があるという。葬儀が大事な儀式だとすると、このソフトの使用は、余りにも安易過ぎるようだ。宗教ビジネスに限りなく近づいていくような感じがしたニュースであった。
posted by トッペイ at 01:03| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 宗教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月28日

「しもの病」に効果あるというトイレの神様、28日に御開帳



 世の中には、たくさんの神様がおられて、日々、人間達の望みを聞いている。
 「トイレの神様」という植村花菜さんの曲が人気を集めているが、「しものやまい」に霊験があるという神様についての記事を、朝日新聞が載せている。

 この神様は、烏枢沙摩(うすさま)明王という名前で、元々はアグニといい、インドの火の神様である。芥川龍之介の短編に「アグニの神」という不思議な内容の小説があることを思い出した。

 さて、この記事では、この神様を祭る2つの寺院が紹介されている。

 今日、28日に御開帳されるのは、岐阜市の曹洞宗・勝林寺におられる神様で、仏像が年に1度、5月28日の大祭に開帳されるという。来歴等は、記事に詳しく書かれている。
 
 もう一つの寺院は、静岡県袋井市の曹洞宗寺院・可睡斎(かすいさい)で、実際にトイレの真ん中に高さ約3メートルの仏像が立ち、にらみを利かせている。なんだか、落ち着いて用をたせそうもない。

 学生時代、歴史の授業で多神教と比べて、一神教の方が宗教としては進化したもので、多神教よりは優れていると教師に教えられたが、今では、必ずしもそうではないと認識している。
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2010年03月27日

元被害児童が証言「法王は虐待を知っていた」



 わが国でも、児童に対する虐待のニュースが報道されることが多くなった。今まで、隠されていたことが表面に出るようになったのか、虐待が増えたのかは、詳しくは分からない。虐待には、肉体に対する暴力の他に、言葉による精神的な暴力もあり、子どものその後の成長に悪影響を及ぼす。中でも、性的虐待は悲惨なものといってよい。昨日のニュースでも、2件の教職員による生徒に対する性的虐待が報じられていた。

 最近では、ウイーン少年合唱団での性的虐待が問題となった。

 しかし、宗教の世界での、聖職者によるケースは何と言っていいのだろうか。悪魔に所業なのか。『オニオンフィールド』というアメリカの小説も、そうしたことが題材になっていた。

 今回は、過去に聴覚障害の児童達に性的虐待を行っていた聖職者と、その事件をもみ消したとしか思えない監督する立場の聖職者の記事であった。悪魔は、神に最も近いとされる人間の心の闇に住むのかも知らない。

『米ウィスコンシン(Wisconsin)州で1950年〜1974年、カトリック神父が200人あまりの聴覚障害児に性的虐待を加えていたとされる問題で、被害者の1人が25日、当時、バチカン教理省(Congregation for the Doctrine of the Faith)の長官だったローマ法王ベネディクト16世(Benedict XVI、82)も事件を知っていたと証言した。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)の報道によると、ウィスコンシン州の聴覚障害児学校に勤務していたローレンス・C・マーフィー(Lawrence C. Murphy)神父は1950年〜1974年にかけて、学校の児童200人あまりに性的虐待を行ったとされる。同州の大司教は問題を報告する書簡を2度にわたってバチカン教理省(Congregation for the Doctrine of the Faith)に送ったが、現ローマ法王のヨゼフ・ラッツィンガー枢機卿(Cardinal Joseph Ratzinger)を含むバチカン聖職者らは、何の対応もとらなかったという。

 ニューヨーク・タイムズの報道をうけ、被害にあった児童の1人、アーサー・ブジンスキー(Arthur Budzinski)さん(62)は同州ミルウォーキー(Milwaukee)で25日、「ローマ法王は虐待を知っていたはずで、責任を負うべきだ」と語った。

 ブジンスキーさんによると、マーフィー神父は夜間に寮にやってきて、児童らをクローゼットに連れ込み性的虐待を行っていたという。ブジンスキーさんは1974年に当時のミルウォーキー司教らに虐待の事実を報告したが、司教に怒鳴りつけられ、泣いて部屋を出たという。

 ブジンスキーさんの会見は手話で行われ、ブジンスキーさんの娘がこれを訳して報道陣に伝えた。

 マーフィー神父は聖職をはく奪されることもないまま、1998年に死亡している。』
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2010年01月26日

司祭もネット活用をと、ローマ法王が異例の説教



 ツイッターでも、宗教関係者がつぶやいているそうだ。
今や、様々な分野の人が、ネットを、自分達の考えを広く社会に伝える手段としている。

 保守的と見られるカトリックの世界でも、こうした動きに同調するようなニュースが紹介された。

『カトリックの司祭たちも今後はインターネットを「賢く」使いこなすように――。ローマ法王ベネディクト16世(Benedict XVI、82)は24日、「世界広報の日(World Communications Day)」にあたってこのような説教を行った。

 法王は、「現代的なコミュニケーション手段によってもたらされるユニークな可能性を賢く利用しなさい」と語った。

「キリストの教えは、サイバー空間を構成するあらゆる『通信網』が交わるたくさんの交差点を横断し、いつの世にも、もちろん現代においても、神は正しい場所におられることを明らかにするだろう」

「司祭たちも今や新たな時代の戸口に立っている」

 法王はデジタル・コミュニケーションは「ほとんど限界のない表現の可能性」があるとし、技術の発達によって司祭たちが「より集中し、より効果的に、より説得力のある存在となるよう努力する必要が出てきた」と述べた。』

 信者だけでなく、ネット利用者に、神の実存や福音を説く時代になったということである。

 電子頭脳は、神の事を考えるようになるのであろうか。HALの見る夢に神は登場するのだろうか。
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2010年01月17日

「ハイチ大地震は悪魔と契約したからと」米国伝道師が過激発言



 アメリカにおけるキリスト教原理主義の狂気には、時々、恐怖すら感じる。
 ハイチに起こった地震で、被害が大きくなったのは、長年にわたる外国による植民地化政策と、多国籍企業による富の収奪による、国民の貧困化が原因であった。耐震構造を有する建物は、外国の企業のビルぐらいのものであった。
 
 ハイチには、初の黒人によるフランス植民地からの独立という輝かしい歴史があるが、その後は、独裁政権や、アメリカの干渉、多国籍企業とそれに結びついた一部の富裕層のための政治が続き、かつての豊かさは失われていった。

 本来は、米国が今回の被害拡大の責任の一翼を担っているのである。

 しかし、狂信的ともいうべき米国の伝道師が、とんでもない発言をして問題となっている。

 以下のように報じられた。
『過激な発言で知られる米テレビ伝道師パット・ロバートソン(Pat Robertson)師(80)が、ハイチで12日起きた大地震について、「悪魔と契約したことに対する神罰だ」と発言し、物議を醸している。ホワイトハウス(Whitehouse)は14日、発言について「まったくバカげている」とのコメントを出した。

 ロバートソン師は13日、自身が運営する米キリスト教系テレビ局「クリスチャン・ブロードキャスティング・ネットワーク(Christian Broadcasting Network、CBN)」の番組で、「ハイチはかつて、フランスに支配されていた。そこで人びとは悪魔と契約したのだ」と述べた。

「ハイチの人々は、『フランスから自由にしてくれたらおまえに従おう』と悪魔に約束し、悪魔は『よし、契約成立だ』と答えた。これは真実の話だ」「だから、それ以来ハイチは呪われ、次々と災難に見舞われている」

 さらにロバートソン師は、ハイチと同じイスパニョーラ(Hispaniola)島にある隣国ドミニカ共和国に言及。ドミニカが「繁栄し健康で、多数のリゾート地に恵まれているのに、ハイチは絶望的な貧困状態にある。同じ島にあるのにだ。ハイチの人々、そしてわれわれは、神がこの悲劇をくつがえして下さるよう祈らねばならない。私は事態が好転するとの楽観的な見通しを持っている」などと持論を展開した。

 ハイチは、数世紀にわたりスペイン、フランスの植民地支配を受けた後、1804年に奴隷反乱により独立した歴史を持つ。

 一連の発言について、ロバート・ギブス(Robert Gibbs)米大統領報道官は定例記者会見で、「恐ろしい災害が起きた時にこんなバカげたことを言い出す人がいるとは、驚きを禁じ得ない。だが同様のことはしばしば起きる」とコメントした。

 ロバートソン師は扇動的な発言でたびたび物議を醸しており、同性愛や中絶に反対の立場を取っている。1988年の大統領選挙では共和党の指名獲得争いを繰り広げ、当時の副大統領で、前大統領の父親のジョージ・ブッシュ(George Bush)氏に敗れた。』

 フランスのカトリック教会を意識しての発言なのだろう。
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2010年01月10日

ロシア、各地で正教会のクリスマス、プーチン首相も祈り捧げる



 カトリックやプロテスタントと違い、キリスト教の正教会(Orthodox Church)のクリスマスにあたる7日、ロシアや東欧諸国など世界各地でさまざまな行事が行われた。正教会は16世紀にカトリックやプロテスタントが採用し現在は世界中で使われているグレゴリオ歴ではなく、古いユリウス歴を使っているためクリスマスは1月7日(ユリウス歴の12月25日)になる。

 ロシア正教会は、ソ連当時は弾圧されていた。ソ連崩壊後、貧しい人々の心をつかんだようだ。元々、ロシア正教会は、ロシア王朝と深く結び付き、ツァーリズムを精神面で支えた。無知な民衆を体制のために、精神面で支配した。
 ソ連崩壊後、ロシアに民主主義が根付くかと思われたが、この国の体制は変わらなかった。新たなツァーとして、プーチン氏による独裁的な政治が行われている。ロシア正教会も、新しい皇帝に接近、両者の関係はかつての王政時代をほうふつとさせる。
 ロシア正教会に集まった民衆は、かつての愚民化政策の対象となっているようだ。

 ロシアは、もう一度、市民革命を経なければならないようだ。

 ヒトラーユーゲントのような青少年の団体も、プーチン賛美のためにい結成されている。批判的なジャーナリストの死亡するケースも、世界中で上位にあげられている。

 新たな富裕層と、プーチン政権の蜜月時代はこれからもずっと続く可能性が高い。

 プーチンがロシア正教の教会のミサに参列する背景には、そのような事情が隠されている。
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2009年08月10日

伝統の「氷河溶解」の祈り、地球温暖化で変更へ/スイス南部地区



 スイス南部にあるフィエッシュとフィエッシェンタル両地区のカトリック信者たちは17世紀末から、アルプス最長のアレッチュ氷河を洪水の原因と信じていて、この氷河が溶けるよう祈りを捧げてきたそうです。やがて、この伝統は毎年7月31日に地元のチャペルで行われる恒例行事に発展ました。
 でも、地球温暖化の影響で、氷河は縮小を続け、このままでは、干ばつの恐れも出てきました。皮肉なことなのか、今までの御祈りは聴き届けられたようですが、今度は、その結果が裏目に出てしまいました。
 結局、今後は、お祈りの内容を「気候変動防止」に変えるために、ローマ教皇の許可を求めるそうです。
 今後は、氷河が溶けないようにとのお祈りになりそうです。

 
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2009年04月05日

キリスト教を捨てて無神論者になる選択/英国にて



 キリスト教国でも、無神論者の運動があるということは、今まで、あまり意識してこなかった。日本と違い、キリスト教の文化的・歴史的影響の強い国で、洗礼という行為を否定して、キリスト教から無神論の立場に移るというのは、かなり勇気のある行動なのかも知れない。
 ロンドン名物の2階建てバスにも、無神論の運動団体の広告がのるなど、イギリスという国も面白い国である。ただし、英国国教会は、洗礼は神との契約という立場から、証明書の効力を否定しているが。
posted by トッペイ at 14:46| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 宗教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月26日

こんな避妊具ならいいですか?



 アフリカ歴訪のローマ法王ベネディクト16世の、「コンドームはエイズ撲滅に役立たない」との発言が、国際社会の非難を浴びている。現法王は、就任以来、イスラム教への侮蔑的発言、ホロコースト否定の司教を復権させるなど、あまりにも問題が多い方である。
 今回の発言は、17日にカメルーンに向かう機中での記者団に対する発言で、エイズはコンドームを配布することでは解決できず、かえって問題を悪化させるという内容だった。
 当然、エイズ対策に取り組んでいた国連の機関や各国からは批判が相次いだ。「保健政策への脅威(フランス)」「非常に有害。問題を悪化させているのは法王だ(オランダ)」など。
 バチカンはこうした批判の火消しに躍起で、法王は教育や責任を重視するカトリックの公式見解を確認しただけだと弁明した。
 しかし、今までの法王の言動を振り返った場合、弁明も空しいものに聞こえてくる。

 今回、登場したコンドームは皮肉を込めたものとなった。
 
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2009年03月16日

イタリアで「吸血鬼」の頭蓋骨、見つかる

イタリアで「吸血鬼」の頭蓋骨、見つかる
 [ローマ  12日 ロイター] イタリアの研究グループが、ベネチアで女性の「吸血鬼」の頭蓋(ずがい..........≪続きを読む≫


科学が、宗教の影響力より弱かった時代には、本当に吸血鬼の存在が信じられていたのですね。死体にも、口にレンガを押し込めるという処置を行っているなど、人間の無知から行われる残虐さを見て、ぞっとしました。でも、現代でも、スピリチュアリズムや霊魂の存在を信じている人が多いそうです。そういう人たちは、文化的には、吸血鬼の実在を信じていた頃と、文化的には進歩していないようです。僕には、人間の心に巣食う非合理主義の考え方の方が、吸血鬼より恐ろしく感じられます。
posted by トッペイ at 00:09| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 宗教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月19日

ローマ法王は憎しみを持ち込むのか?



 ドイツ人の法王が誕生したと話題になったことがあったが、スタート時点でのイスラム教への侮辱発言など、どうも、「寛容」の心をお持ちではないようだ。全世界のカトリック教徒の頂点に立ち、神の代理人とされる法王の、今回の出身国でのナチズムの悪夢の否定につながるような言動は、世界に「不寛容」の精神をもたらすものではないのか。

 

 
posted by トッペイ at 20:26| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 宗教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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