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2010年06月25日

「はやぶさ」のカプセルからガス回収、JAXA



 小惑星探査機「はやぶさ」の7年ぶりの地球への帰還、多くの日本人の心をとらえていますね。全国各地のプラネタリウムで投影されている「HAYABUSA」も、多くの観客を感動させているようです。この作品では、「はやぶさ」が擬人化されて描かれています。そんな点、つまりは、自分を「はやぶさ」に重ねているのでしょう。実際は、JAXAの技術者たちの努力の成果としての帰還なのですが、悩み多い現代人は、自分の姿を「はやぶさ」に少しでも同化することで、癒されているのかも知れません。
 さて、先日のニュースでは、カプセル内には、1ミリ以上の物体が存在しないという、ちょっとがっかりする結果が報道されましたが、今回のカプセル内のガスの存在は期待を持たせるものです。

 いずれ、回収されたカプセルは、公開されるということですが、その場所が、あの学芸分野に対しては悪名高い事業仕分けで廃止が決まった施設内というのは、何とも皮肉なことです。

 「はやぶさ」人気の前には、かの仕分け人の方も沈黙を通しています。是非、「無駄な、儲けの出ない研究は辞めるべきだ。何故、日本がしなくてはならないのか?」なんて、またもや啖呵を切ってほしいものです。可笑しかったのは、新首相まで「はやぶさ」の2号機の開発に乗る気だと報道されたことです。

 「我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか」
画家ゴーギャンの言葉です。人類は、はるか昔から損得勘定無しに、真理を探究し、また、芸術を創造してきたのです。誰からも強制されることもなく。

 「はやぶさ」のカプセル内のガスが、小惑星「イトカワ」の物質でない可能性もあります。でも、人類の知的冒険は、今後も続くと思います。愚かな政治ショーと化した事業仕分けと仕分け人の言動が、やがては人々の記憶から消え去った後も。

『宇宙航空研究開発機構(Japan Aerospace Exploration Agency、JAXA)は24日、小惑星探査機「はやぶさ(Hayabusa)」が持ち帰ったカプセル内から微量のガスを採取したと発表した。

 カプセル内の試料容器を開く作業は同日、神奈川県相模原市のJAXA宇宙科学研究所で開始された。回収されたガスがどのようなものかは不明だという。

 開封作業は1週間ほどかかる予定で、今後は光学顕微鏡を使って容器の中身を分析する。

 科学者らは、小惑星イトカワ表面の砂が採取されれば、太陽系の起源に関する数々の謎が解き明かされる可能性があるとして期待を寄せている。JAXAは、試料の直径が10ミクロン以上あれば分析可能だとしている。

 砂が発見されても、イトカワのものかどうかの判定には少なくとも数か月かかる見通しだ。』
posted by トッペイ at 10:33| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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