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2010年05月01日

職場の受動喫煙防止に「事業者の義務」、厚労省検討会が報告書


 
 芥川龍之介の短編に、キリスト教伝来と共に日本にやってきた悪魔が、わが国にタバコをもたらしたという作品がある。狡猾な悪魔は、賭けに負けた振りをして、人間にタバコを与える。タバコは、悪魔の贈物であったわけだ。酒と比べられるが、全くといって身体に対する良い影響がない存在である。
 透析のある日には、駅周辺まで歩いていく。駅の周辺は、市の条例で禁煙地区になっているはずなのに、歩きタバコ、自転車に乗っての喫煙者が目立つ。コンビニの前には、タバコ吸いがたむろしている。また、職場が入っている複合ビルの裏口には、社員が、同じようにタバコを吸いながらたむろしている。職場のある建物内では禁煙なのだろう。それで、禁煙地区内にも関わらず、ビルの外で平気で喫煙している。みんなですれば怖くないという訳なのだろう。愛煙家のモラルのなさには、朝からうんざりしている。
 今年の10月から、タバコが1箱あたり100円ほど上がるが、その程度では、あまり効果がないだろう。また、その直前まで、まとめ買いが続きそうだ。
 
 さて、職場内での受動喫煙を防止すべく、労働安全衛生法を改正して、事業主に防止義務を課すべきだとういう報告書が、厚労省の検討会で出されたという。
 法律が変わることで、どこまで実効性が生じるか見守ってみたい。

『職場で他人のたばこの煙を吸ってしまう「受動喫煙」の防止を議論する厚生労働省の検討会は28日、受動喫煙防止を「事業者の義務」にすべきだとする報告書をまとめた。報告を受けた厚労省は、労政審議会での審議を経た後、早ければ来年の通常国会に、受動喫煙防止を事業者に義務づける労働安全衛生法の改正案を出す方針。

 報告書では、受動喫煙対策は「快適な職場形成」ではなく「労働者の健康障害防止」の観点で取り組まなければならないと指摘。一般事務所や工場などでは、建物内などを常に禁煙にする「全面禁煙」や、喫煙室でのみ喫煙を認め、それ以外を禁煙にする「空間分煙」とする必要があるとした。

 飲食店や宿泊施設など、客に禁煙を強いることが困難な職場については、「現時点では禁煙を一律に事業者に求めるのは困難」としたうえで、状況に応じて喫煙区域の割合を少なくしたり、喫煙区域の換気を十分に行ったりするなど、可能な限り労働者の受動喫煙を低減させるべきだとしている。

 また、対策によって経済的負担が大きくなる中小企業に対しては、財政的支援を行うよう求めている。

 平成19年に同省が行った調査によると、「事業場の全面禁煙」や「喫煙室以外の禁煙」といった受動喫煙防止対策を講じていない事業場は全体の54%にのぼっており、特に小規模の事業場では対策が進んでいないという。』
posted by トッペイ at 01:57| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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