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2010年04月15日

高齢農業従事者に強い味方、農工大の「パワーアシストスーツ」



 先日は、鉄腕アトムが東京の小学校の入学式に出席したというニュースが流れていました。原作の漫画に基づいた粋な自治体の計らいだったようです。僕らが、子どもの時のヒーローが鉄腕アトムでした。その頃は、21世紀とは、人類にとって夢のような世界を想像させるものでした。
 いざ、21世紀になっても、漫画のようには、劇的な変化は見られませんでしたが。
 でも、ロボットの技術も少しずつ進歩しています。変わったロボットの概念として、人間が身体に装着するスーツタイプのものが日本で開発されています。まずは、福祉介護現場での実用化が現実のものになろうといています。

 今回の、ロボットスーツは、高齢化する農業従事者のためのものです。これを装着することで、パワーアップが出来、人間の少しの力が増幅されて効果を発揮するようです。なお、多機能のゴーグルも開発されているそうです。人間がロボットに変身するタイプの開発品も、実用化が間近に迫っており、いずれ、農作業の現場で変わった姿を目にすることができそうです。

『ロボットスーツと言えば、銃弾をかわしながら悪者をたたきのめす「ロボコップ(Robocop)」や「アイアンマン(Iron Man)」を思い浮かべるかもしれないが、東京農業工業大学(Tokyo University of Agriculture and Technology)の遠山茂樹(Shigeki Toyama)教授らの研究チームは、農作業を行う高齢者向けのパワーアシストスーツを開発した。

 このパワーアシストスーツは、金属とプラスチックでできた外骨格に、着用者の腕や脚の力を増幅させる8個の電動モーターのほか、動作を感知するセンサーと出された指示を認識する音声認識システムを搭載している。

 研究チームは、大きな荷物を持ち上げたり野菜を収穫したりする際に利用する重労働用の30キロモデルと、ブドウの収穫などに使う軽作業用の23キロモデルを開発した。

 このパワーアシストスーツは、着用者の身体的負担を平均62%軽減するという。例えば、膝を曲げた場合、筋肉の活動は半分にまで軽減される。

■2012年発売予定

 遠山教授は、年末までに会社を立ち上げ、このパワーアシストスーツの生産を開始する計画だという。2012年には1体100万円程度で発売する見込みだ。研究チームは、大量生産が実現すれば価格は半分になるとの見方を示す。

 一方で、今のところ海外で販売する計画はないという。遠山教授は、「欧州や米国では、移民労働者などが農作業を行うことが多いので、売れるとはあまり思えない」と語る。日本の農業従事者の3分の2はすでに65歳以上となっているが、農業は利益の見込まれる将来性のある分野だ。

 遠山教授は、年内にも拡張現実(オーグメンテッド・リアリティー、Augmented Reality、AR)のゴーグルの開発に着手する計画だという。

 このゴーグルには、ブドウの熟成度や着用者の心拍数、カロリー消費量、さらには労働時間や休憩のタイミングなど、役に立つさまざまな情報が表示されるという。』
posted by トッペイ at 01:26| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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