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2010年03月27日

元被害児童が証言「法王は虐待を知っていた」



 わが国でも、児童に対する虐待のニュースが報道されることが多くなった。今まで、隠されていたことが表面に出るようになったのか、虐待が増えたのかは、詳しくは分からない。虐待には、肉体に対する暴力の他に、言葉による精神的な暴力もあり、子どものその後の成長に悪影響を及ぼす。中でも、性的虐待は悲惨なものといってよい。昨日のニュースでも、2件の教職員による生徒に対する性的虐待が報じられていた。

 最近では、ウイーン少年合唱団での性的虐待が問題となった。

 しかし、宗教の世界での、聖職者によるケースは何と言っていいのだろうか。悪魔に所業なのか。『オニオンフィールド』というアメリカの小説も、そうしたことが題材になっていた。

 今回は、過去に聴覚障害の児童達に性的虐待を行っていた聖職者と、その事件をもみ消したとしか思えない監督する立場の聖職者の記事であった。悪魔は、神に最も近いとされる人間の心の闇に住むのかも知らない。

『米ウィスコンシン(Wisconsin)州で1950年〜1974年、カトリック神父が200人あまりの聴覚障害児に性的虐待を加えていたとされる問題で、被害者の1人が25日、当時、バチカン教理省(Congregation for the Doctrine of the Faith)の長官だったローマ法王ベネディクト16世(Benedict XVI、82)も事件を知っていたと証言した。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)の報道によると、ウィスコンシン州の聴覚障害児学校に勤務していたローレンス・C・マーフィー(Lawrence C. Murphy)神父は1950年〜1974年にかけて、学校の児童200人あまりに性的虐待を行ったとされる。同州の大司教は問題を報告する書簡を2度にわたってバチカン教理省(Congregation for the Doctrine of the Faith)に送ったが、現ローマ法王のヨゼフ・ラッツィンガー枢機卿(Cardinal Joseph Ratzinger)を含むバチカン聖職者らは、何の対応もとらなかったという。

 ニューヨーク・タイムズの報道をうけ、被害にあった児童の1人、アーサー・ブジンスキー(Arthur Budzinski)さん(62)は同州ミルウォーキー(Milwaukee)で25日、「ローマ法王は虐待を知っていたはずで、責任を負うべきだ」と語った。

 ブジンスキーさんによると、マーフィー神父は夜間に寮にやってきて、児童らをクローゼットに連れ込み性的虐待を行っていたという。ブジンスキーさんは1974年に当時のミルウォーキー司教らに虐待の事実を報告したが、司教に怒鳴りつけられ、泣いて部屋を出たという。

 ブジンスキーさんの会見は手話で行われ、ブジンスキーさんの娘がこれを訳して報道陣に伝えた。

 マーフィー神父は聖職をはく奪されることもないまま、1998年に死亡している。』
posted by トッペイ at 02:14| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 宗教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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