今、日本では菜の花の盛りを迎えている。しかし、野生化した菜の花に遺伝子組み換えのものが含まれていて、一部の農業団体では、発見と駆除を呼び掛けている。本来は、厳重に栽培管理されているものが、拡散しているのが現状で、栽培植物との交雑が懸念されている。
さて、遺伝子組み換え作物の研究を進める主な理由が、作物の増産であった。除草剤に強い、病虫害に強い作物を作りだすことで、作物の増産を図ろうというものだった。
今回のニュースでは、遺伝子組み換え作物の先端をいっているアメリカの科学者団体が、遺伝子組み換え作物が増産には役に立っていないという報告が紹介された。
『米国内で生産されるトウモロコシの63%、大豆の90%が遺伝子組み換え作物だという。その上で報告書は「全体としては、トウモロコシと大豆の生産高はこの15年で大幅に増加したが、その大部分が遺伝子組み換えではなく従来型の栽培技術やその他の農業技術の発達によるものだった」と指摘している。』
こうした指摘が正しいといたら、遺伝子組み換え作物の研究の意味を再検討せざるを得ないだろう。
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