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2010年06月30日

スイスのソーラー飛行機、初の夜間飛行に挑戦



 これからの人類の課題は、化石エネルギーからの解放である。自然界の満ちている自然エネルギーを、どうやって効率的に取り込み、蓄えるかの研究の進展が期待されている。

 飛行機に関しても、膨大なエネルギー消費の克服に対して、スイスでのソーラー飛行機の開発が話題となっていた。昼間の飛行には成功していたようだが、今回は、太陽の出ていない夜間飛行に挑戦ということである。

 かくて、ライト兄弟以後、飛行機の歴史にも新たなページが書き込まれることになりそうである。

『太陽エネルギーでの世界一周を目指すスイスのソーラー飛行機「ソーラー・インパルス(Solar Impulse)HB-SIA」試作機が7月1日から、太陽エネルギーによる初の夜間飛行に挑む。

 開発チームによると、ソーラー・インパルスは、夏の快晴を利用し、パイエルヌ(Payerne)飛行場から飛び立つという。同機は1人乗りのハイテク機で、翼幅はエアバス(Airbus)A340と同じ63.4メートルもある。一方で、重量は家庭用乗用車と同程度の約1600キロだという。

 パイロットのアンドレ・ボルシュベルク(Andre Borschberg)さんは離陸後、最高高度8500メートルまで上昇。日中の飛行中にソーラーパネルで集めた太陽エネルギーをバッテリーに蓄積して夜通し飛行した後、7月2日の明け方に着陸する予定。

 ソーラー・インパルスは、10馬力の電動モーター4個を搭載しているが、このモーター1個で、100年前にライト兄弟(Wright Brothers)が人類初飛行に成功していた時に使用したモーターに匹敵するという。離陸時のスピードは時速35キロ程度で、巡航速度はそのほぼ2倍となる。』
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2010年06月29日

リハビリ・車いす… 増える高齢犬、介護サービスも拡大



 犬や猫は、今や、人間にとってペットというよりは、パートナーと言うべき存在となっている。
 ペットショップや動物病院でも、「この子」「うちの子」なんて言っている。ペットフードの時間も、餌をやるなんて言わないで、食事を撮ると表現している。

 昔の犬は、外で飼われているのが一般的だったが、最近は、大型犬も室内で飼われ、食事も良くなっているので、寿命が延びているようだ。

 そこで、あらたに出現した問題が、ペットの高齢化問題であった。

 そうした最近の風潮を伝えるニュースであった。

 ペット専門のケアマネージャーも登場し、犬のデイケア、訪問介護まで登場しているという。犬の認知症も問題のなっているようだ。

 でも、動物病院同様、人間のような社会保障制度がないので、お金がひどくかかりそうである。
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2010年06月27日

蛍光エンゼルフィッシュ、遺伝子操作で免疫力増強、台湾



 遺伝子操作による作物の創出は、よく話題になります。耐病性や生産性を高めるために作り出された作物の安全性や、自然界への影響についても未だに問題とされています。いつかの報道では、当初の予測より、食物の増産に寄与していないという指摘をする研究が紹介されていたこともあります。

 植物ではなく、動物に対しても、遺伝子操作で新しい生物を作り出すことは、まさに神の領域に人間が足を踏み入れたと評価できます。
 新しい時代のフランケンシュタインのような存在です。

 今回、紹介されているのは、蛍光を発するエンゼルフィッシュです。おそらくは観賞用なのでしょう。だから、耐病性も同様の遺伝子操作で獲得したようです。でも、本来は、この世の中に存在するはずのない生命なので、自然界への拡散は絶対に防ぐ必要があります。というよりは、こうした生き物の創出事態、果たして必要なものであるのか、大いに疑問なのであります。

『台湾農業委員会(農業省)漁業署は25日、遺伝子操作で免疫耐性を高めた蛍光エンゼルフィッシュを公開した。

 漁業署によれば、この遺伝子操作技術がシクリッド(カワスズメ)科の中型魚に用いられたのは初めて。感染症への耐性を高めるとともに、感染した細菌種によって免疫に関連した遺伝子の変種を生み出すという。』
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2010年06月26日

26日夜、全国で部分月食、ISSと「共演」も



 最近は、余り夜空を見ることが少なくなった。窓越しに月を見る程度か。
 今週の日曜日は、近くのプラネタリウムで午前中に天文講座が開かれた。当日は、午前中に行く予定だったが、午後からの予定が入ったりして、すっかり失念してしまった。天文講座のテーマの一部が、今回のニュースで紹介されている部分月食の話であった。
 梅雨時、26日の土曜の夜の空は、晴れていてくれるのだろうか。

『26日の午後7時過ぎから午後10時にかけ、全国で部分月食が見られる。欠け方が最大になるのは午後8時38分で、月の直径の半分以上が欠ける。午後8時過ぎには国際宇宙ステーション(ISS)との共演も見られそうだ。

 欠け始めは午後7時16分、南東が開けた場所が観察しやすい。九州や四国などの一部では月がのぼった時点ですでに欠け始めている。ISSは午後8時10〜20分ごろに日本上空を横断する。多くの地域で西から東へ5分ほどかけて、明るい星がすーっと移動するように見られる。

 月食は、太陽と地球、月が一直線に並び、月が地球の影に入って暗くなる現象。月が見えていれば全国どこでも観察できる。12月21日には月がすべて隠される皆既月食がある。 』(朝日新聞)
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2010年06月25日

「はやぶさ」のカプセルからガス回収、JAXA



 小惑星探査機「はやぶさ」の7年ぶりの地球への帰還、多くの日本人の心をとらえていますね。全国各地のプラネタリウムで投影されている「HAYABUSA」も、多くの観客を感動させているようです。この作品では、「はやぶさ」が擬人化されて描かれています。そんな点、つまりは、自分を「はやぶさ」に重ねているのでしょう。実際は、JAXAの技術者たちの努力の成果としての帰還なのですが、悩み多い現代人は、自分の姿を「はやぶさ」に少しでも同化することで、癒されているのかも知れません。
 さて、先日のニュースでは、カプセル内には、1ミリ以上の物体が存在しないという、ちょっとがっかりする結果が報道されましたが、今回のカプセル内のガスの存在は期待を持たせるものです。

 いずれ、回収されたカプセルは、公開されるということですが、その場所が、あの学芸分野に対しては悪名高い事業仕分けで廃止が決まった施設内というのは、何とも皮肉なことです。

 「はやぶさ」人気の前には、かの仕分け人の方も沈黙を通しています。是非、「無駄な、儲けの出ない研究は辞めるべきだ。何故、日本がしなくてはならないのか?」なんて、またもや啖呵を切ってほしいものです。可笑しかったのは、新首相まで「はやぶさ」の2号機の開発に乗る気だと報道されたことです。

 「我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか」
画家ゴーギャンの言葉です。人類は、はるか昔から損得勘定無しに、真理を探究し、また、芸術を創造してきたのです。誰からも強制されることもなく。

 「はやぶさ」のカプセル内のガスが、小惑星「イトカワ」の物質でない可能性もあります。でも、人類の知的冒険は、今後も続くと思います。愚かな政治ショーと化した事業仕分けと仕分け人の言動が、やがては人々の記憶から消え去った後も。

『宇宙航空研究開発機構(Japan Aerospace Exploration Agency、JAXA)は24日、小惑星探査機「はやぶさ(Hayabusa)」が持ち帰ったカプセル内から微量のガスを採取したと発表した。

 カプセル内の試料容器を開く作業は同日、神奈川県相模原市のJAXA宇宙科学研究所で開始された。回収されたガスがどのようなものかは不明だという。

 開封作業は1週間ほどかかる予定で、今後は光学顕微鏡を使って容器の中身を分析する。

 科学者らは、小惑星イトカワ表面の砂が採取されれば、太陽系の起源に関する数々の謎が解き明かされる可能性があるとして期待を寄せている。JAXAは、試料の直径が10ミクロン以上あれば分析可能だとしている。

 砂が発見されても、イトカワのものかどうかの判定には少なくとも数か月かかる見通しだ。』
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2010年06月24日

リボンのようなオーロラ、国際ステージョンから撮影



 いつか、実際に自分の目でオーロラを見てみたいと思う。
今回、ニュースで紹介された「南極光」は、リボンのような形をしている。自然界の神秘は、宇宙から捉えられた。

『米航空宇宙局(NASA)は21日、国際宇宙ステーション(International Space Station、ISS)から撮影されたオーロラ「南極光(Aurora Australis)」の写真を公開した。このオーロラは前月24日、太陽のコロナガスの噴出によって引き起こされることが多い磁気嵐が起こっている際に撮影された。この時、ISSはインド洋南部上空350キロに位置し、南極大陸の方向を向いていた。

 オーロラは曲がりくねったリボンのような形状をしており、画面右側下に見える位置で分離している。全体は緑色だが、画面左側には淡い赤色も見える。オーロラの下側には厚い雲が広がっているが、地球の地平線の湾曲ははっきり見ることができる。』
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2010年06月22日

日本人にも「スポーツ遺伝子」、元五輪選手から発見



 オリンピックなどのスポーツ大会を見ていて、人種によって成績が違うように思えることが少なくない。生まれつきの、つまりは遺伝子によってある程度、スポーツ選手としての才能が決まってしまうのかと、一種の運命論に陥りそうになることがある。

 スポーツ医学の面では、ミトコンドリアにスポーツ遺伝子の存在を見出しているようだ。ミトコンドリアといえば、元々は、他の生物体で、細胞の中に取り込まれた存在である。母親からのみ伝えられていく。こうしてさかのぼっていった場合、最初の女性をミトコンドリアイブと呼んでいる。

 さて、今回のニュースは、日本人にも、スポーツ遺伝子が存在するということが確認されたという興味ある研究結果であった。ならば、世界的に活躍する選手の登場も、無理な事ではないということか。

『日本人の元五輪選手約140人と一般の人を比べたところ、スポーツ選手に特徴的な遺伝子型が見つかった。母親から子どもに受け継がれるDNA(デオキシリボ核酸)の個人差が、瞬発力や持久力に関係するらしい。東京都健康長寿医療センター研究所などのチームが16日、英国の専門誌(電子版)に発表した。

 運動能力は父親より母親の影響を受けるとの疫学的な研究があるため、チームは、母から子に引き継がれる細胞内のミトコンドリアDNAに注目して、調べた。

 本人の了解を得て日本人の陸上長距離、短距離選手やサッカー、バレーボールなど元五輪選手139人と、DNAデータベースに登録された一般の日本人672人の遺伝子型を比べた。

 日本人のミトコンドリアDNAの型は個人差によって約10種のグループに分けられるが、この中で、ある特定のグループは、瞬発力の必要な種目の選手の割合が一般の人に比べて、約2.8倍だった。別のグループでも、持久力の必要な種目の選手の割合が、約2.5倍だった。

 同研究所の福典之研究員は、遺伝子による選手の選抜はすべきでないと断った上で「今回の成果は個人のトレーニング方法への応用につながるかもしれない」と話している。運動能力は練習や食事など環境に大きく左右されるが、遺伝子との関係も注目されている。「スポーツ遺伝子」の候補は欧米人を中心に多数報告されているが、アジア人の研究はまだ少ない。』(朝日新聞)
posted by トッペイ at 02:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月19日

あの人気者「クヌート」も…独動物園の子路クマ7割強に精神疾患



 今年は、国際生物多様性年。東京国立科学博物館の「大哺乳類展 陸のなかまたち」は、30万人を超す観客を集めました。
 そこで、ホッキョクグマ(クヌート)の剝製を見ました。立ちあがった姿で表現されていました。地球上で最大の肉食の哺乳類なんでしょう。剝製の姿で、大切な事を訴えていることには、複雑が感じがしました。地球温暖化のせいで、ホッキョクグマも絶滅の危機にあるそうです。

 世界各国の動物園では、繁殖の目的でホッキョクグマを飼育していますが、今回のニュースでは、動物園の飼育には、色々と問題点があることを指摘しています。やはり、自然とは違う環境下では、ホッキョクグマも精神を病み、繁殖も順調にはいっていないようです。

 本来は、動物たちも自然の中で、繁殖して生活できることがベストなんですね。そのためには、原因を作った人間に責任があるんでしょうね。


『ドイツ・ベルリン動物園(Berlin Zoo)の人気者、ホッキョクグマのクヌートが深刻な精神疾患にかかっているとの調査結果を、国際動物愛護団体PETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)の科学者らが17日、発表した。

 PETAの研究者、フランク・アルブレヒト(Frank Albrecht)氏によると、クヌートとそのパートナー候補のジャンナ(Gianna)には明らかな行動障害が見られるという。クヌートにはパニック発作があり、体を左右に揺らす異常行動もあるとしている。

■75〜90%のシロクマに精神疾患の傾向

 PETAは2年間にわたってドイツ国内の動物園で飼育されているホッキョクグマの状態を調べた。クヌートの疾患は氷山の一角にすぎず、国内で飼育中の 34頭の75〜90%に精神的に不安定な症状が見られるという。症状は、新しい大きな飼育施設のホッキョクグマに顕著だという。

 また、飼育下にあるホッキョクグマの出生率が低下していること、生まれた子グマの死亡率も「非常に高い」こと、野生のホッキョクグマの寿命が15〜18歳なのに対し動物園では15歳未満の死亡が75%に上ることなども指摘された。

 PETAは「(飼育下にあるホッキョクグマの)繁殖をすぐに中止し、長期的にはドイツ国内でホッキョクグマの飼育を止めるよう呼びかけたい」としている。

 クヌートは2007年、「キュートなクヌート(かわいらしいクヌート)」として一斉を風靡(ふうび)した。一般公開時には世界中からカメラマン100人が集まったほか、米誌『ヴァニティ・フェア(Vanity Fair)』の表紙も飾った。ベルリン動物園では関連商品の販売や、特別入場料で数百万ユーロの売上があった。』
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2010年06月16日

7年ぶりに帰還の小型探査機「はやぶさ」でギネス申請



 各地のプラネタリウムで投影中の「HAYABUSA」も好評のようだ。作品は、「はやぶさ」を擬人化しており、観客が感情移入して感動してしまうようにでき上っている。東京府中市のプラネタリウムでは、「はやぶさ」の模型も展示してあって、お勧め。
 投影作品もパート2が作られるようだ。実際の探査機も、2号機の開発の予定が話題となっている。
 ニュースを読んでいて、笑ってしまったのは、管新首相が、2号機の開発に積極的だということ。あの政治ショーとしての事業仕分けで、真っ先にいけにえになったものの一つが、科学学術予算であった。台湾出身の元タレント議員の顔を見ると、腹が立つくらい、無知が露見したことを思い出す。何でも、算盤でしか研究を評価しないのだから。その政権党の首相が、「はやぶさ」の人気から、悪乗りをしているとしか思えなかった。本来の流れからは、お金に結びつかない研究は、カットのはずではなかったか。

 「はやぶさ」の活躍、というよりは、日本の技術者の活躍をたたえるべく、ギネスに申請されることになったという。

『宇宙航空研究開発機構(Japan Aerospace Exploration Agency、JAXA)は15日、7年間におよぶ宇宙空間の旅を終えて2日前に地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ(Hayabusa)」について、ギネス世界記録(Guinness World Records)の認定申請を行ったことを明らかにした。

 申請を行ったのは「月以外の天体に着陸して帰還を果たした初の宇宙探査機」と「世界最長の宇宙空間飛行から帰還した探査機」の2つの項目。 
 
 世界最長となる可能性があった「はやぶさ」の総飛行距離については、正確なデータではないことに加え、科学面での重要度は低いために、申請しなかったという。』
posted by トッペイ at 23:58| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月14日

「はやぶさ」のカプセル回収、破損なし、18日日本へ /回収の経過2



 果たして、カプセルの中に小惑星「イトカワ」の破片が入っているか、ドキドキの気持ちの人が少なくないのだろう。

 しかし、今回の回収の成功と、「はやぶさ」2号機の開発に関しては、大いに考えなくてはならないことがある。

 民主党の行った事業仕分けの方向性である。あのタレント出身の女性議員の発言などから、科学技術や学芸分野に対する経済原理からのみの、安易な予算削減の動きは、今回の回収にも実際は、水をさすことになるからだ。政権党の事だから、この前の宇宙に関する法律の改悪を受けて、軍事利用という面から有効だと判断した場合は、予算が付くのかもしれない。しかし、太陽系の起源などは、それを知った所で、「儲け」が出ないというのが、彼らの本音なのだろう。
 人間という存在は、考えてみれば不思議な存在である。自分たちの生活や生存に関係のない、自然界の法則の探究を、文明の初期から行っているのだ。事業仕分けの意図のはるか昔から、人間は、役に立ちそうもない研究を続けてきた。しかし、そうした研究、特に基礎科学の研究が、実際に応用科学や技術を生み出してきた。現代の人類は、医学をはじめ、そうした地道な成果の恩恵を受けてきたのだ。
 今、基礎研究を中心に、科学予算の分野は危機を迎えている。

 いわんや、芸術部門などは、「利益」だけで測れない価値を持っている。今回は、このことには触れないが。

 「はやぶさ」の帰還を仕分け人は喜ぶべきではないし、今後の開発の大きな壁となるのは、彼らなのだから。

『カプセルに火薬などが残っていないかを確かめ、窒素が満たされたコンテナに入れて日本へ空輸する。神奈川県相模原市にある宇宙機構の宇宙科学研究所に18日に到着する予定だ。

 カプセルに砂などが入っているかどうかは、1カ月ほどで判明する。打ち上げ時に混入していた地球上の物質ではないことが分析で確かめられるには、数カ月から半年程度かかりそうだという。

 大気圏再突入の際の高熱からカプセルを守り、落下時に切り離された耐熱材もこの日、カプセルから数キロの地点で見つかった。はやぶさは米シャトルの1.5倍の速度で再突入しており、耐熱材の状況には新型の有人宇宙船を開発している米航空宇宙局(NASA)も興味を示している。15日に回収する。 』(朝日新聞)
 
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はやぶさカプセル、先住民の聖地で発見、了解を得て回収へ /回収への経過1



 地球を出発してから7年目の奇跡の生還ということで、小惑星探査機「はやぶさ」のことが今日一日は、特に大きな報道がなされた。

 落下地点がオーストラリアのウーメラ砂漠の中の、先住民族アボリジニーの聖地であったということに、とても興味が惹かれた。

 そのためにとられた対応策がとても良いことだと思った。文化においても、多様性が求められるし、それぞれの民族の宗教を含めてお互いに尊重すべきものである。

 回収地点に、アボリニーの人が、ヘリコプターで日本の回収班に同乗したのは、賢明な対処方法であった。彼らの文化の尊重が、「はやぶさ」の落下地点との符号があるようで、大切な事も再認識した。
 
『現場は、豪空軍の実験場などがある立ち入り制限区域で、アボリジニーの聖地でもある。このため、豪州側がアボリジニーの代表とヘリに同乗し、現場を確認しながら、はやぶさとカプセルについて説明し、回収作業に着手する了解を得たという。』(朝日新聞)
posted by トッペイ at 23:34| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ドラえもんの秘密道具が実現!?日本科学未来館で企画展



 国立の博物館や美術館が独立行政法人化され、国の文化政策の放棄が進んでから、その運営は大変だと思います。追い打ちとして、事業仕分けによる、仕分け人の無知から、日本の学術・文化が危機に陥っています。彼らの視点は、単純な経済原理なので、儲けが出るかどうかということです。仕分け人の人選も、民間の証券会社(企業の社会的責任という問題で、やり玉にされました、特に外資系)の人間まで登場して、挙句の果てに博物館で結婚式などのイベントを行い、儲けを出せなどと。その間に、収蔵品の購入ができずに、文化財の散逸が進む危惧が生じています。
 あのテレビタレント出身の女性議員を見ると、無性に腹が立ちます。先日は、民主党の元衆議院副議長の渡部恒三氏が、彼女の入閣はテレビ用だとのコメントをテレビ番組の中で発言していますが、同感です。事業仕分け自体、選挙目当ての政治ショーでしたから。本来は、大元の天下りを禁止すればよいのですが、それではショートしての効果がありません。高速道路関係の団体など、また、仕分けの責任的立場にある議員と関係の深い団体が除外されるなどの点は、あまり報道されませんでした。

 今回のニュースで紹介される博物館の館長である毛利衞氏も、最初の仕分けの時に呼ばれて、ひどい質問にあっていました。

 さて、本題に戻って、博物館・美術館も、厳しい経営を強いられている中で、企画の立て方を工夫しています。

 今回の日本科学未来館の企画展「ドラえもんの科学未来展」も、そうした頑張りが垣間見えてきます。

 姿を消す透明マントがニュースの写真で紹介されていますが、からくり?が分からないと、不思議なものに見えてきます。

 将来の科学技術立国を目指す、資源のない日本の未来を切り開いていく可能性を持った子ども達に必要なのは、科学に対する興味です。今回の企画も、楽しみながら科学が好きになってくれる子どもが増えるきっかけになったくれることを期待します。

 『22世紀からやってきたネコ型ロボット「ドラえもん(Doraemon)」が誕生してから40年。このドラえもんの秘密道具の一部を実際に体験できる企画展「ドラえもんの科学みらい展」が12日から、都内の「日本科学未来館(National Museum of Emerging Science and Innovation、Miraikan)」で開催されている。

 同展では、ドラえもんに出てくるような「透明マント」や「マイクロ体内ロボット」、「ブレーン・マシーン・インターフェース」、「ドリームテレビ」などの最先端の科学技術が展示されている。

 例えば、「透明マント」は再帰性反射材という特殊な布を使用したもので、着ている人の背景の映像をプロジェクターで映し出し、まるで透明人間になったかのような印象を与える。この技術はまだ商品化されていないが、今後、さまざまな分野での利用が期待されている。

 また、あの「スモールライト」に関連した展示もある。これは、全長わずか3センチの医療用マイクロロボットだ。開発した立命館大学(Ritsumeikan University)の研究チームは、このロボットはまもなく実用化されるもので、患者の体内に入り内臓などを撮影するほか、投薬やサンプル採取なども行うという。

 未来館の毛利衛(Mamoru Mori)館長は、ドラえもんの世界は多くの研究者や科学者が夢見ている世界で、こうした研究者たちが世界を少しずつ便利なものにしてきたと語った。』
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2010年06月12日

クリックして個人献金、ヤフーがサービス本格化



 ネットと選挙の関係が、最近、クローズアップされています。本来は、選挙運動は、戸別訪問も原則自由なはずですが、日本は何故か禁止されています。外国と比べても、おかしな制度であります。その文脈で、ネットでの選挙活動ということも考えればいい訳です。
 政治献金も、民主党の北海道の教職員組合の選挙活動をはじめ、相次いで行われる政治家の政治資金パーティーなど、問題が多すぎます。事業仕分けも、政党助成金に対して向けられる必要がありますね。自分たちの勝手な部分には、理不尽にも手が入らないんですよね。
 献金も、企業団体献金は全面禁止で、個人献金中心にすればいいんですが、やはり、おいしいものが捨てがたいようです。
 個人献金の場合、今回のニュースで紹介されたように、ネット上でクリックすることで、簡単にできるようにすることは、小口に献金を多く集めるのには、相応しい方法のようです。

『ポータル(玄関)サイト大手のヤフーは11日、政治情報サイト「みんなの政治」で、会員がクレジットカードなどで国会議員に政治献金できるサービスを本格的に始めた。ネットをよく利用する有権者の政治参加を促すねらいだという。

 国会議員の紹介ページから、クリックなどの操作で献金する仕組み。献金先として登録している議員は現時点で4人にとどまるが、今後増える見通し。献金額は1回につき500〜5万円の範囲で、ビザ、マスターなどのカードに対応。JCBカードも近く使えるようにする予定だ。

 ヤフーは4月から自社カードで献金サービスを試験的に始め、今回、使えるカードを増やした。 』(朝日新聞)
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2010年06月10日

HMV渋谷、8月に閉店 日本1号店 CD販売不振で



 PC上からのダウンロードの普及が、CDの販売の不振を招いている。かつては、レコードに変わって登場した時のCDの華々しいデビューから、その変化の激しさには驚かされる。
 音楽の著作権の問題にも深く関係するそうした動き。ネット上の違法はダウンロードの問題も見過ごすことができまい。
 「レコード店」という名前が残っているCDの販売店の閉店のニュースが、そうした時の流れを象徴している。しかし、音楽という知的財産権の今後の動きが気になる所である。
posted by トッペイ at 02:14| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月08日

小惑星探査機「はやぶさ」帰還確実、軌道修正に成功



 只今、全国各地のプラネタリウムでは、「HAYABUSA」が投影されているのではないだろうか。
 僕も、地元のプラネタリウムで、2回も見ている。先日は、他市のプラネタリウムで3回目を見た。
 太陽系の起源を探るべく、小惑星「イトカワ」の岩石試料を採取するために地球を出発してから、様々な困難を克服して、7年ぶりの地球帰還が確実になった。後は、着陸予定地のオーストラリアのウーメラ砂漠で、岩石試料の入ったカプセルの回収がうまくいけば良い。
 小惑星は、太陽系が誕生した約46億年前の状態をよくとどめているそうだ。そのために、「太陽系の化石」と呼ばれている。

 さて、人類とは不思議な存在である。その進化の過程で、宇宙の真理を探究しているのだから。生きるためには、特に必要とされない太陽系の起源まで知ろうとする。人間がいなければ、自然界の法則や原理を知ることもなかっただろう。

 ところで、こうしたお金にもならない研究の敵はどこにあるかというと、あの悪名高い事業仕分け人の無知にあるのだろう。今後、こうした研究が、経済効率だけの視点から衰退するのだろうか。

『小惑星探査機「はやぶさ」が地球に戻るための軌道修正に成功したことが5日に確認され、7年ぶりの帰還が確実になった。宇宙航空研究開発機構が確認した。13日深夜に帰還する予定。

 はやぶさは約50時間にわたってイオンエンジンを噴射し、豪州南部に向かう軌道に乗った。小惑星「イトカワ」表面の微粒子が入っているとみられるカプセルの回収が最後の課題になる。』(朝日新聞)
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2010年06月07日

豪州東部でUFO目撃情報相次ぐ、正体は米企業のロケット


 
 UFOというのは、本来「未確認飛行物体」だから、確認されるまでの存在をすべて含む概念である。しかし、一部では、UFOイコール宇宙線、空飛ぶ円盤だと即決する困った人々が存在する。この地球上に未知の世界が広がっていた過去の歴史の上では、神などの人間を超える存在は、そうした未知の世界に住むと信じられていた。文明が進み、開発が進むにつれて、この地上から未知の世界は狭められていった。そんな折、新たな未知の存在がやってくる場所に選ばれたのが宇宙であった。宇宙人の襲来を信じている人たちは、まさに、新しい宗教の信者といってもよいのだ。
 彼らは、単純にUFOイコール宇宙人の乗り物と信じている。

 さて、オーストラリアでのUFO騒ぎのニュースが報道された。正体が判明したので、今の段階ではUFOではなくなったが。非合理主義は、排除されるべきだという教訓を感じるべき報道であった。

『オーストラリア東部の広い範囲で5日未明、上空に明るい光を見たという目撃情報が相次ぎ、UFOではないかと騒ぎになった。

 ある目撃者は、明るい光を放つアイスキャンデーのような形をした物体が、ねじれる雲のような尾を引きながら飛んで行くのが2〜3分にわたって見えたと証言した。

 シドニー天文台(Sydney Observatory)の天文学者、アンドリュー・ジェイコブ(Andrew Jacob)氏は、ちょうど同じ時間帯に米国で打ち上げられたロケット、ファルコン9(Falcon 9)だろうと解説した。

 目撃された時間はファルコン9がオーストラリア上空を飛行していた時間と一致し、広い範囲で目撃されたのはロケットの高度が非常に高いことで説明できるという。

 米国の宇宙開発ベンチャー、スペースX(SpaceX)は、米フロリダ(Florida)州ケープカナベラル(Cape Canaveral)で現地時間4日午後2時35分(日本時間5日午前3時35分)、ファルコン9を打ち上げた。民間企業によるロケット打ち上げの成功は、国際宇宙ステーション(International Space Station、ISS)への輸送手段の開発競走を繰り広げている宇宙産業にとってひとつの節目となった。』
posted by トッペイ at 01:46| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 非合理主義 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月06日

自転車こいでケータイ充電、ノキアが新聞発表、充電器を発表


 
 災害時には、ケータイのメール機能が役に立ちそうだ。相手に到着までは、時間がかかるかもしれないが、相手に届く可能性が高い情報発信源の一つとして理解できる。我々、透析患者も、災害時にケータイが必需品となりそうだ。しかし、そうした場面で、ケータイの充電の問題をクリアしたい。持ち運びできる充電器が発売されているが、いつも持ち歩くとは限らない。
 自転車の発電機能を利用したケータイの充電器が、ノキアにより発表された。通勤、通学、また、体力づくりやスポーツに自転車を利用している人たちにとっては、身近な充電器となるであろう。なるほどといえる発明品であった。

『フィンランドの携帯端末メーカー大手ノキア(Nokia)は3日、安価な新型携帯電話端末4種と、自転車をこぐことでバッテリーを充電できる充電器を発表した。

 この充電器は自転車の車輪が動くと発電するダイナモ発電式で、ノキアの携帯端末ならばどれでも共通の2ミリの充電ジャックでつなぐことができる。

 ノキアのアレックス・ランビーク(Alex Lambeek)副社長は声明で、「自転車は世界中で最も広く使われている移動手段。人びとが普段からやっていることからついでにもう1つ利益を得ようという発想だ」と述べた。

 自転車に携帯電話を固定するホルダー付属の充電器セットの価格は地域によって異なるが、3日に発売されたケニアなどでは、1セット=15ユーロ(約1700円)前後と低価格だ。

■10キロ10分で連続通話28分、待受37時間

 充電開始に必要なスピードは時速6キロで、フル充電までの時間はバッテリーのモデルによって異なるが、速度を上げれば充電量も増える。ノキア広報によると、時速10キロで約10分間走った場合に可能な連続通話時間は28分、待受時間は37時間。
 
 充電器セットは年内にも、世界各地の取り扱い店やノキアのオンライン・ストアで入手可能になる。

 同じく3日にケニアで発売された4モデルなどノキアの新型端末は、同社売上の成長市場である開発途上国をターゲットに開発されたもので、6週間のバッテリー駆動時間など、電気インフラが不十分な国の人びとのニーズにあわせて設計されている。』
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2010年06月05日

トンボで調べる化学物質汚染、国立環境研、採集呼び掛け



 秋津島というのは、わが国の昔の呼び名の一つである。万葉集の時代から使われている言葉で、蜻蛉洲とも書かれることからわかるように、トンボの国という意味である。古来から、稲作文化の展開と共に、水田で育ったトンボが、古代の空を飛び交っていたのだろう。
 今年は国際生物多様性年であるが、湿地の保護に関するラムサール条約に関する国際会議で、日韓による水田を、優れた湿地として扱う提案が賛同を得ている。現在の水田は、冬に水を抜き乾燥させる農法がとられているが、これを「ふゆみずたんぼ」という昔からの農法に変えようと提案されている。水田は、生物の多様性を守る貴重な場所であったが、冬の乾田の他にも、苗が一定の大きさになった段階で、田んぼの水を抜くという農法が、トノサマガエルたちの生存を脅かしている。

 さて、今回のニュースは、トンボやクモなど一部の昆虫が、化学汚染物質を体内にため込む性質を持っていることから、日本全土の汚染の具合を、トンボを捕獲することで調査しようと試みを紹介している。
 しかし、トンボも今の日本各地にどれほど生存しているのだろうか。その点が、気がかりである。

『全国各地でトンボを捕まえて、化学物質による汚染の広がりを調べる「トンボ調査」を、国立環境研究所が計画している。北海道から沖縄まで28カ所の環境研究機関が参加するほか、ホームページなどを通じて一般市民にも採集への協力を呼びかけ、多くのトンボを分析したいという。

 計画しているのは国立環境研究所の柴田康行・化学環境研究領域長、吉兼光葉ポスドクフェローらのチーム。調べる化学物質は分解しにくい有機フッ素化合物「PFOS」だ。

 PFOSは衣類などが水をはじく表面加工や、泡状の消火剤の原料に使われてきた。しかし近年、動物実験で肝臓障害を起こすなどの有害性が指摘され、2009年5月に開かれた残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約の締約国会議で、規制対象にすることが決まった。

 研究チームはカマキリやトンボ、クモにこの物質が蓄積されやすいことに注目。検討した結果、成熟したトンボを選んで分析すれば、1〜数キロ四方の範囲について平均的な汚染状況がつかめることがわかった。

 分析対象はシオカラトンボやノシメトンボなど5種程度に絞り込む方針だ。1地点あたり数匹〜10匹を集める必要がある。柴田領域長は「8月から10月を中心に調査する。国内の特にどんな場所が汚染されているのか突き止めたい」と話している。』(朝日新聞)
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2010年06月03日

氷河期を終わらせたのは海が吐き出したCO2 英研究



 地球上の気温も、決して不動のものではなく、氷河期の到来と終焉も、子どもでも知っている地球上の歴史の一こまであった。
 現在の地球温暖化に対しても、全てを人為的な原因に求めずに、自然現象と捉える学者も存在している。

 さて、かつて地球を凍らせた周期的な氷河期を終わらせた原因、といっても遠因として、海から吐き出された大量の二酸化炭素の関与を指摘する研究結果が報道された。
 これも、自然現象と捉えていいのだろう。
 自然とは、想像を超えた現象を起こすのである。

 なお、この仮説が正しいとしたら、現在問題となっている地球温暖化の原因の一つとなっている二酸化炭素を海に封じ込めるという壮大な計画も現実味を帯びることになるのであろうか。

『1万8000万年以上前、最後の氷河期が終わったのは南アフリカと南極の間の海底に蓄積されていたCO2(二酸化炭素)が大量に大気中に放出されたことが遠因だったする英ケンブリッジ大学(Cambridge University)の研究チームによる論文が、28日の科学誌『サイエンス(Science)』に掲載された。

 氷河期にCO2が効果的に深海に閉じ込められていたことを示す初めての研究だという。

 ケンブリッジ大のルーク・スキナー(Luke Skinner)博士の研究チームは、南極海の底から採取した有孔虫の殻の年代を放射線炭素年代で測定。さらに殻に含まれていた炭素14レベルと大気中のCO2濃度を比較し、CO2が海に閉じ込められていた期間を計算した。

 その結果、約2万年前の最後の氷河期には、CO2がとけ込んだ南極海の海水は深海で循環し、CO2が現在よりも長期間、海中に留まっていたことが分かったという。

 研究は、南極海の深海から周期的に大量のCO2が大気中に放出されることによって地球規模での氷河溶解が10万年周期で起きたとしている。1回の大量放出期に吐き出されたCO2は、産業革命以降に排出されてきたCO2量に匹敵する量だという。

 この仮説が正しければ、各氷河期の終わりごとに、大量のCO2が海洋から大気に放出されていたことになる。

 スキナー博士は「深海のCO2も最終的には海面近くに上昇してくるが、その周期は海流の状態によって決まる。これには最後の氷河期の状況が参考になるだろう」と述べ、今回の研究結果が、地球温暖化防止対策として提案されているCO2を深海に封じ込める方法の実現可能性を検討するうえで役に立つだろうと期待している。』
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2010年06月01日

「グラッときたら火の始末」は非現実的、文部科学省審部会



 昨年、立川市にある防災館を患者会で社会見学として訪れた。館内の中の、地震体験コーナーで、実際の地震の時の対応を練習したが、台所という部屋という設定で、まずは、揺れている最中は、テーブルの下で、その足につかまりながら、揺れが鎮まるのを待ち、鎮まった時にガスレンジ等の火を消し、ドアを開けて避難する経路を確保するというものであった。

 今回のニュースでは、「揺れが来たら机の下に」など、マニュアル化した退避行動について、文部科学省の科学技術・学術会議の作業部会で検討を行った結果の見解についてのものであった。
 結論は、マニュアル化した行動の指針が、必ずしも、全ての場合を想定したものではなく、ケースによっては、違う対応が求められるので、「万能でない」というものであった。
 
『建物の耐震化など事前対策に重点を置いた報告書を31日、同審議会の委員会に示した』内容は次のようなもので、建物の耐震構造などを考慮したものであった。

 『作業部会は「グラッときたら火の始末」や「窓や扉を開け出口を確保」など一般に推奨されてきた行動を検証。阪神大震災の経験などから、震度6級以上ではこうした行動が現実的でないとわかった。

 火の始末は、地震で自動的に消火する装置が多く、消しに行く方が危険が生じると指摘。身を隠したり、出口を確保したりするのも、揺れているときに動くと危険が増す可能性があり、その場で姿勢を低くして頭を守り、無理に動かないほうがよいとした。

 報告書では建物の耐震化や家具の転倒防止など、事前対策の重要さを強調している。

 作業部会主査の田中淳東京大学教授は「退避だけで命は守れないことを肝に銘じ、地震発生時に適切な行動をできる判断力を磨くしかない」と話す。

 文科省は今後、報告書を都道府県に配布し、防災教育に役立てる。』
posted by トッペイ at 00:11| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 災害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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