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2010年03月30日

減り続ける米国のミツバチ、大寒波でさらに減少か



 世界中で、ミツバチの減少が報告されてから、依然と原因不明のまま、減少が続いているようだ。原因については、様々な仮説が出ているが、それらが複合的に働いているのではないかとの指摘もされている。
 我が国においても、ミツバチの減少は、イチゴや果物栽培農家への深刻な影響を与えている。
 人間にとって、自然界は、コントロール出来る対象ではないようだ。破壊することは容易であるが。

 米国でも、ミツバチの減少が止まらない。未だ、人間はなす術がない。
この冬の大寒波の影響が、減少傾向にさらに拍車をかけているらしい。

『米国内でミツバチの個体数が初めて減少した06年以来、ミツバチの数は下落の一途をたどり、研究者や養蜂家らは懸念を募らせている。

 米農務省のデータによると、ミツバチの数の減少率は07年に32%、08年に36%、09年に29%と、減少傾向が止まらず、蜂蜜の生産のみならず、農作物の生産にも深刻な影響を与えている。約150億ドル(約1兆4000万円)相当もの農作物はが、ミツバチの授粉に生産を頼っているからだ。

 ミツバチが大量に死滅する「蜂群崩壊症候群(Colony Collapse Disorder、CCD)」と呼ばれる現象は、米国のほかにも欧州など世界各地で報告されている。

 CCDの原因として、研究者らはウイルス、寄生虫、殺虫剤、栄養不良、環境要因などを挙げているが、これまでのところ決定的な要因はつかめていない。

■大寒波で減少に拍車か

 米メリーランド(Maryland)州にある農務省付属ミツバチ研究所(Bee Research Laboratory)のジェフ・ペッティス(Jeff Pettis)主任研究員は、今冬、米国各地を襲った大寒波がミツバチの減少に拍車をかけるのではないかと危ぐする。

 ミツバチ個体数の今冬の正式データは4月に発表されるが、米養蜂家協会のデビッド・メンデス(David Mendes)会長は、減少率は30〜50%に達するだろうと話す。

■最大の要因はやはり殺虫剤?

 CCDについて、メンデス会長は、さまざまな要因が絡まり合った可能性が考えられるとする一方で、最も大きな原因は殺虫剤の使用量増加ではないかとみている。

 米科学誌「Public Library of Science(PLoS)」最新号には、米23州とカナダでミツバチや花粉、巣箱などから採取された887のサンプルから121種類の殺虫剤が検出されたとする調査結果が掲載されている。』
posted by トッペイ at 23:55| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 生物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

生物農薬の失敗 猛毒ガエル殺処分して肥料に オーストラリア



 害虫駆除に対しては、農薬を使わずに、天敵などの害虫を食する生物農薬を導入することも少なくない。わが国でも、かんきつ類につくカイガラムシ駆除のために、べダリアテントウを外国から導入するなどの試みがなされてきた。外来種の導入が、国内の生態系を壊すことがなければ、有効な方法となりうる。
 しかし、失敗というケースもありうる。
 今回のニュースでは、かつてコガネムシ駆除のために、外国から導入された猛毒のカエルが、その毒性の強さから、多くの生物の命を奪う被害をもたらし、本格的な駆除が行われるという内容のものであった。カエルの結末は、農業用の肥料ということであるが、自然界のコントロールを人間がすることは、如何に困難な事であるかの証明になるような報道であった。

『オーストラリアで過剰繁殖している猛毒性のカエル、オオヒキガエルの一斉駆除が28日、クイーンズランド(Queensland)州で行われた。捕獲されたカエル1万匹は凍らせて殺した後、農業用肥料にするという。

 同州でのオオヒキガエルの一斉駆除は今年で2年目。計画した団体「トッド・デー・アウト(Toad Day Out)」のリサ・アーレンズ(Lisa Ahrens)さんによると、捕獲されたカエルは約1万匹、重さにして1トン相当に上りそうだ。

 オオヒキガエルは頭の後部に毒腺をもち、その効果はヘビやクロコダイルを死に至らせるほどの猛毒で、ペットが殺される事例も多く、オーストラリアでは有害な生物として扱われている。

 今回の駆除作戦では前夜、人目につくところへ出てきたオオヒキガエルと思われるカエルを集めてビニール袋に入れ、冷蔵庫に一晩置くよう住民に呼び掛けた。そして低温で仮眠したカエルを翌日、作戦の呼び掛けグループがオオヒキガエルかどうか識別した。こうしてオオヒキガエルだけを集め、今度は冷凍庫で「人道的に」殺した。死がいの大部分は、これまでオオヒキガエルに悩まされてきたサトウキビ農家のための肥料の原料とされる。

 オーストラリアでオオヒキガエルは外来種で、コガネムシの過剰繁殖を防ぐため、1930年代に意図的に輸入されその後、何百万匹にも増えた。何でも食べて繁殖力も生命力も強く、これまでに車でひき殺したり、クリケットのバットで打ち殺すなど、さまざまな駆除方法が試されてきたが、ことごとく失敗してきた。』
posted by トッペイ at 01:07| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 生物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月29日

キティちゃんの大判、浅草の地域通貨として人気



 各商業地区や商店街だけで使える「地域通貨」が、商業の振興策として、各地で採用されている。ちょっぴり、お得になっているものも少なくない。
 浅草は、今や、アジアからの観光客が目立つスポットとなった。
 その浅草でも「地域通貨」が発行された。2種類あるのだが、キティちゃんがデザインされた通貨が大人気らしい。マニアにとっては、使うよりは、コレクションとしての価値の方が高いのかもしれない。今や、日本発のキャラクターは、世界に向けられた経済性のあるものとなっている。
 今回の通貨は、国内向けのものであるのだが。

『東京・浅草だけで使える「寛永通宝」や「大判」が人気だ。銀色に輝く大判は1枚950円で千円分の買い物が周辺の店で出来る。金色の寛永通宝は500円分。

 町おこしに各地で発行されている地域通貨の一種。浅草商店連合会が6万枚を用意し、雷門の脇などで売っている。1〜3月のはずだったが、好評のため4月まで延ばした。

 大判に描かれているのは、子どもに人気のハローキティ。リボンをかんざしに変え、雷門の前に着物で立つ図柄。「猫に小判」、いや「猫の大判」というお話。 』
posted by トッペイ at 01:39| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 面白グッズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月28日

今年は「日韓併合100年」、政治家はどう捉えているのか



 司馬遼太郎は、生前、「坂の上の雲」の映像化を死後も含めて認めなかった。ミリタリズムを鼓舞することを恐れたもののようである。しかし、彼の遺言は破られ、NHKで3年に渡る放送が始まった。

 明るい明治と否定されるべき暗い戦後までの昭和の時代という「司馬史観」に基づいたこの作品は、明治を評価するために、日韓併合や日露戦争を肯定的に描いた。小説といえばそれまでであるが、歴史家が指摘するように、歴史的には事実に反した姿が描き込まれた。明治の暗い部分に敢えて触れることがなかった。石川啄木の時代閉塞観など、無関係の世界であった。映像化を拒否した理由には、著作後の心境の変化も見てとれるのかもしれない。韓国大統領との対談の内容などが参考になるかも知れない。

 今回のニュースは、政治家の歴史認識を示すものであった。「司馬史観」とほとんど変わることのない認識であった。今年は、日韓併合100年の年である。未だ、侵略を受けた側の心境に配慮しない歴史認識しか持ち得ない政治の貧困を見る思いだった。

『枝野幸男行政刷新相は27日、松江市で講演し、「日本は明治維新ができ、近代化したが、中国や朝鮮半島は近代化できなかった。日本は植民地を広げる側で、中国や朝鮮半島は植民地として侵略される側になったというのは、歴史的な必然だった」と述べた。植民地支配を正当化したとも受け取られかねない発言だ。

 枝野氏は政権交代を契機に「新しい政治をつくらないと大変になる」と述べ、明治維新を引き合いに出した。

 その中で、「ペリーが来て『国を開け。日本が油断したら植民地にするぞ』と。日本は明治維新が早くできたからその後の100年くらいの中で一定の優位性を保つことができた。同じ環境に中国や朝鮮半島もあった。日本の明治維新をみながら近代化しようと頑張った若い方がいたが、結局進まなかった」と述べ、「日本が明治維新できていなければ日本も中国や朝鮮半島と同じように、欧米列強の植民地や半植民地にされていただろう」とした。

 枝野氏は講演後、朝日新聞の取材に「日本が植民地支配する側に回ったのはおかしいと思っている。誤解を招く発言で率直におわびする」と語った。 』

 政治家としての弁解は、本心ではないのだろう。
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2010年03月27日

元被害児童が証言「法王は虐待を知っていた」



 わが国でも、児童に対する虐待のニュースが報道されることが多くなった。今まで、隠されていたことが表面に出るようになったのか、虐待が増えたのかは、詳しくは分からない。虐待には、肉体に対する暴力の他に、言葉による精神的な暴力もあり、子どものその後の成長に悪影響を及ぼす。中でも、性的虐待は悲惨なものといってよい。昨日のニュースでも、2件の教職員による生徒に対する性的虐待が報じられていた。

 最近では、ウイーン少年合唱団での性的虐待が問題となった。

 しかし、宗教の世界での、聖職者によるケースは何と言っていいのだろうか。悪魔に所業なのか。『オニオンフィールド』というアメリカの小説も、そうしたことが題材になっていた。

 今回は、過去に聴覚障害の児童達に性的虐待を行っていた聖職者と、その事件をもみ消したとしか思えない監督する立場の聖職者の記事であった。悪魔は、神に最も近いとされる人間の心の闇に住むのかも知らない。

『米ウィスコンシン(Wisconsin)州で1950年〜1974年、カトリック神父が200人あまりの聴覚障害児に性的虐待を加えていたとされる問題で、被害者の1人が25日、当時、バチカン教理省(Congregation for the Doctrine of the Faith)の長官だったローマ法王ベネディクト16世(Benedict XVI、82)も事件を知っていたと証言した。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)の報道によると、ウィスコンシン州の聴覚障害児学校に勤務していたローレンス・C・マーフィー(Lawrence C. Murphy)神父は1950年〜1974年にかけて、学校の児童200人あまりに性的虐待を行ったとされる。同州の大司教は問題を報告する書簡を2度にわたってバチカン教理省(Congregation for the Doctrine of the Faith)に送ったが、現ローマ法王のヨゼフ・ラッツィンガー枢機卿(Cardinal Joseph Ratzinger)を含むバチカン聖職者らは、何の対応もとらなかったという。

 ニューヨーク・タイムズの報道をうけ、被害にあった児童の1人、アーサー・ブジンスキー(Arthur Budzinski)さん(62)は同州ミルウォーキー(Milwaukee)で25日、「ローマ法王は虐待を知っていたはずで、責任を負うべきだ」と語った。

 ブジンスキーさんによると、マーフィー神父は夜間に寮にやってきて、児童らをクローゼットに連れ込み性的虐待を行っていたという。ブジンスキーさんは1974年に当時のミルウォーキー司教らに虐待の事実を報告したが、司教に怒鳴りつけられ、泣いて部屋を出たという。

 ブジンスキーさんの会見は手話で行われ、ブジンスキーさんの娘がこれを訳して報道陣に伝えた。

 マーフィー神父は聖職をはく奪されることもないまま、1998年に死亡している。』
posted by トッペイ at 02:14| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 宗教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月26日

4万年前、シベリアに未知の人類がいた



 西シベリア南部の洞窟から発見された小指の骨のDNA解読から、4万年前に、今まで知られていなかった人類が存在していたことが判明した。現代人(ホモ・サピエンス)が、ネアンデルタール人と共存していたことは分かっていたが、今回の、発見で、他の複数の人類との共存の可能性も示された。人類も、多様性の中にあった。
 色々な人類が、進化の上で存在し、ホモ・サピエンスだけが生き残った。かつてあった人類の多様性は、どのようにして失われて行ったのか、興味のある所である。

『現在のロシア・シベリア(Siberia)地方南部に約4万年前に生息していた人類のDNAを解読した結果、発見されたことのない新種の系統に属することが分かった−−人類はアフリカ大陸を起源とし、世界を征服していったという従来のシナリオが書き換えられるかもしれない。24日、英科学誌ネイチャー(Nature)に研究結果が発表された。

 ネアンデルタール人の大半のゲノムを解析した実績のある独マックスプランク進化人類学研究所(Max Planck Institute for Evolutionary Anthropology)のチームは今回、アルタイ山脈(Altai Mountains)のデニソワ洞穴(Denisova Cave)で、2008年に発見された子どものものと思われる人類の小指の骨をDNA解析した。炭素年代測定によると、この骨が発見された地層は約3万年前から4万8000年前の間のものだった。

 細胞小器官ミトコンドリアから抽出したDNAの解読結果を、ネアンデルタール人、現生人類、チンパンジー族のボノボやチンパンジーのDNAと比較したところ、現生人類やそれに並ぶ系統のヒト属とは別の属とみなすにふさわしい約400か所の遺伝子的な違いが確認された。

 結果、この「デニソワ人(Denisova Hominid)」は約100万年前に、現生人類やネアンデルタール人と共通の祖先から枝分かれしたと考えられる。これが正しければ、これまで語られてきた「人類の船出」のストーリーは大きく変わることになる。』
posted by トッペイ at 02:22| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 生物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月25日

88歳の元ナチス親衛隊員に終身刑、ドイツ



 いつも思うこと、それは、戦争に対する責任の取り方の日本とドイツのあまりにも違いがあること。

 ドイツでは、時効も関係なく、ナチスの犯罪に対する追及の手が今でも緩められることなく続いている。

 それに比べると、日本では、責任をとらずに、戦後の政財界を中心に生き延びた者が何と多いことか。

 小林多喜二を虐殺した当事者たちも、戦後は、県会議員やレストランのオーナーなどになっている。
 
 横浜事件の実質無罪の判決も出たばかりである。冤罪をでっち上げた責任者達のその後を知りたいものだ。
posted by トッペイ at 02:18| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 戦争 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月24日

甘い白いリンゴ、青森の農業高校の女子高生が開発



 リンゴといえば、赤いリンゴか青リンゴのイメージであった。今回、農業高校の女子生徒が、白くて甘いリンゴの栽培に成功。赤いリンゴと組み合わせれば、おめでたい時に使う紅白の色がそろう。青リンゴとの組み合わせも、さわやかな贈り物に使えそう。

 5人の若い学生の試みに拍手!

 でも、どうやって白いリンゴを作るかは、記事を読むまでは分からなかった。近い将来、身近でお目にかかれることを楽しみにしている。

『5人も白くすることだけを考えて味には期待していなかった。しかし、袋をかけたまま葉を摘まなかったところ、驚くほどの甘さに。白いリンゴには収穫後、赤や黄に変色する欠点があるものの、新聞紙に包み、さらに真空パックにすることで約2カ月間、白いままで保存できた。地元農家からは「作り方を教えてほしい」という問い合わせも相次いでいるという。 』
posted by トッペイ at 01:37| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 園芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月23日

ナノ技術を応用した小型脱塩装置、米MIT大開発



 3月22日は、世界的に進む水資源の汚染と水不足を考えるために国連が制定した「世界水の日」であった。世界各国でも、環境を通して水問題を考えるイベントが、市民団体により行われたようだ。

 今後、世界的な水の争奪戦すら起こる可能性も高まっている。

 昔から、豊富にある海水から真水をとりだす実験が行われてきた。実用化されたものも、経済面で、コストがかかり過ぎるという壁があった。

 今回、開発された装置は、コストの面でクリアできる可能性が高いもののようだ。

『ナノテクノロジーを応用して海水から塩分を取り除く小型脱塩装置を米マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology、MIT)の研究チームが開発し、国連(UN)が定めた「世界水の日(World Water Day)」の前日にあたる21日、科学誌「ネイチャー・ナノテクノロジー(Nature Nanotechnology)」で発表した。

 MIT電気工学・コンピューターサイエンス学部のハン・ジョンユン(Jongyoon Han)准教授らが開発した脱塩装置はまだ試作品の段階だが、清潔な水資源へのアクセスが限られている発展途上国などでの利用が期待されている。

 従来の脱塩処理は、含塩水をろ過して塩の分子を取り除く仕組みだが、大量のエネルギーを必要とするうえ、ろ過膜が詰まりやすいという欠点がある。このため、脱塩工場の大型化やコスト高、装置の固定化は避けられない。

 一方、原理証明試験段階にあるMITの脱塩装置は、荷電イオン電流がイオン選択膜を通過する際に起きるイオン濃度分極を利用して、含塩水内の荷電イオンと分子をろ過膜から遠ざける力を発生させるという仕組みだ。

 この装置では、含塩水から細胞やウイルス、微生物などとともに塩イオンが取り除かれ、脱塩した水のみが微小のマイクロチャネルを通過していくのだという。

 この小型装置による回収率は50%、つまり投入した含塩水の半分が脱塩される。また、脱塩時には99%の塩分を取り除くことができるという。さらに、エネルギー効率は、既存の最先端大型脱塩プラントと同等以上。

 ハン准教授らは現在、装置の特許を申請しているが、商業利用向けに同装置の大量生産が可能となるのは数年後となる見通しだ。』
posted by トッペイ at 02:21| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月22日

大化の改新 蘇我入鹿の城柵らしい遺物の発見



 大化の改新、虫小屋の改新と語呂合わせで年号を覚えたことは、しっかり頭に残っている。

 今までの、古代史は、主に文献により研究が進められてきたが、資料となる古事記や日本書紀の記述は、権力者である天皇家の視点から描かれたものであったので、内容が全て真実である保証はない。

 大化の改新に関する定説も、当時のアジア史との関連性の研究などにより、見直しがなされる傾向にあるようだ。

 特に、最近は、考古学的発見により、古代史の見直しが進められている。大化の改新も、戦前の歴史教科書の蘇我氏に対する評価が根強く残っているのではないか。

 現在、甘樫丘で行われている発掘調査が、今までの定説を塗りかえるかもしれない。

『大化改新のきっかけとなったクーデター「乙巳(いっし)の変」(645年)で倒された蘇我入鹿(そがの・いるか)の邸宅があったとされる奈良県明日香村の甘樫丘東麓(あまかしのおかとうろく)遺跡で、谷の斜面から7世紀の飛鳥時代の柱穴の列が見つかった。奈良文化財研究所が18日発表した。日本書紀に記された蘇我邸の城柵(きかき)の可能性がある。

 同遺跡では2006〜08年度の調査で、約50メートル西側から延長34メートルの石垣や、倉庫跡などが出土。蘇我邸の敷地が広範囲に及び、要塞(ようさい)化していた様子がうかがえるという。

 奈文研が05年度から甘樫丘(標高148メートル)東側の谷で続けている調査で、昨年12月から約850平方メートルを調べた。柱穴列は谷の中腹の急斜面で2列見つかった。南側には一辺70センチの四角形の柱穴(深さ50センチ)3個と直径25センチの円形の柱穴10個が、同じ等高線上に約11メートル並んでいた。3メートル北側では一辺70センチ〜1メートルの四角形の柱穴(同)が3個並んでいた。

 柱穴の大きさや深さから、比較的しっかりした構造物とみられ、奈文研は「さくというより塀のようなものではないか。より上部にあった施設と区画するために造られた可能性が高い」という。

 日本書紀によると、644年に蘇我蝦夷(えみし)、入鹿父子が甘樫丘に家を並べ建て、兵庫(つわものぐら、武器庫)や城柵を造ったという。これまでの調査では、邸宅にふさわしい大規模な建物跡は出ていない。

 猪熊兼勝・京都橘大名誉教授(考古学)は「石垣や塀は蘇我氏が権威を高めるために造ったのではないか。これまで谷で出土したものは邸宅の一部で、中心となる建物はより北側にあるのかもしれない」と話している。』
posted by トッペイ at 01:24| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月21日

かぎ煙草の発売 火を使わず煙も出ないたばこ JTが5月に発売



 厚生労働省も、禁煙場所の拡大を進めている。JTは、他種業種への進出などを行っているが、やはり、基幹はタバコの販売である。社会の風当たりが強くなる中で、火も使わず、煙も出ない「嗅ぎタバコ」の販売に踏み切ることになった。いわゆる受動喫煙への非難をかわすためである。
 また、身体に吸入するニコチンの量もかなり減らせるという。厚労省も、受動喫煙のリスクをクリアすれば、禁煙地域での使用も問題がないように言っている。しかし、少なくなったといえ、ニコチンの接種は続く訳である。タバコ生産農家の問題など、色々な問題をはらんだ禁煙問題、酒と違い健康に全くいい影響を与えることがないということを出発点に、禁煙の方向に進まざるを得まい。

『日本たばこ産業(JT)は5月中旬、火を使わず煙が出ないたばこ「ゼロスタイル・ミント」を発売する。たばこの葉が詰まった専用のカートリッジをパイプ状の本体に差し入れて吸う「かぎたばこ」で、周りへの煙やにおいを気にせずに、たばこの味や香りを楽しめるという。

 東京限定で売り出し、販売地域を順次、広げる計画。ニコチンは軽めのたばこの20分の1程度で、呼気からのにおいも気にならないとしている。JTの小泉光臣副社長は17日の記者会見で、禁煙場所での利用について「ビルや店などの判断にもよるが、煙が出ないので様々な場所で吸える」と強調した。

 公共施設での全面禁煙を求める通知を全国の自治体に出した厚生労働省は「公式な見解ではないが、受動喫煙のリスクがなければ構わないかもしれない」(生活習慣病対策室)としている。

 本体1本とカートリッジ2本入りは税込み300円、詰め替え用のカートリッジ4本入りは400円。 』(朝日新聞)
posted by トッペイ at 11:29| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月20日

ディンゴは最古の犬の可能性



 人と犬との関係は、太古の時代にさかのぼるそうです。その頃の犬は、狼に非常に近い種類だったようです。
 最近は、生物学でも、DNA解析の手法がとられるようになり、多くの新発見がなされてきました。
 最初の頃の犬はどんなものだったのだろうか。

 オーストラリアを代表するディンゴのDNA解析が行われ、その結果、ディンゴが最古の犬の可能性が高まったという興味深いニュースでした。

 人と犬とは、昔から、よきパートナーであったことを思うと、最初の頃の犬のイメージが、写真から伝わってくるようでした。。

『オーストラリアを象徴する犬「ディンゴ」は世界最古の犬種かもしれないとのDNA調査結果が、英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。

 豪ニューサウスウェールズ大学(University of New South Wales)のアラン・ウィルトン(Alan Wilton)博士らによる国際研究チームは、85犬種のイヌ約1000匹とオオカミ数百匹を対象とする大規模なDNA調査を行った。その結果、ディンゴとその近種であるニューギニア・シンギング・ドッグが、調査対象の犬種の中で最もオオカミに近い遺伝情報を有していることが分かったという。

 研究者らは今回の調査結果について、ディンゴが一般的なイエイヌのどの犬種ともかなり異なるとの定説を支持するものだとして、種の保全に弾みが付くことに期待を寄せている。

 ディンゴは約5000年前にインドネシアからオーストラリアに持ち込まれた。ディンゴとニューギニア・シンギング・ドッグは数千年間にわたり、他の犬種と交雑することなく進化してきたとされるが、近年は交雑が進み、純血種の保護を求める声が高まっている。ウィルトン博士によると、オーストラリア東海岸に生息するディンゴの80%が雑種だとみられている。』
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2010年03月19日

クロマグロ、国際取引禁止案否決―思わぬどんでん返し



 モナコという国が何故、クロマグロの保護ということを言い出したのかはよく分からない。
 一応、今回は、ワシントン条約締結国会議では、クロマグロを絶滅の恐れがある生物と認定して、国際取引を禁止しようとしたモナコの試みは、またもや失敗に終わったのだが、日本も、今後は、クロマグロの完全養殖の成功を受けて、育てる漁業にも力を入れる必要があるだろう。次は、他の海洋生物がターゲットとされる恐れも多分にあるのだから。
 自然と共存できる漁業の発展が、今後は、世界を説得させるためにも、必要不可欠となるだろう。

『カタール・ドーハ(Doha)で開催中のワシントン条約締約国会議(Convention on International Trade in Endangered Species of Wild Fauna and Flora、CITES)の委員会は18日、地中海・大西洋産クロマグロの国際取引の禁止するとしたモナコの提案を、反対68、賛成20、棄権30で否決した。』
posted by トッペイ at 02:01| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 生物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月18日

「舌で見る」 盲目の英兵、視覚障害者向けの画期的な装置



 視覚障害者に、視覚を他の刺激を媒介とした情報に変換して伝える装置については、わが国でも、実用化されている。
 問題は、変換情報を感じる人の感覚器官がどこになるかという点である。その部位によって、情報を判断することの難易が変わってくる。
 今回の英国で開発された装置は、舌で情報を解析する。そのためには、使用する視覚障害者の訓練がかなり必要で、熟練するまでは時間がかかりそうである。
 おでこで感じる装置を比べて、どちらが良いのだろうか。

『イラクで攻撃に遭い、失明したある英兵が、「舌で見る」ことを可能にする画期的な技術により、新たな人生を手に入れた。

 この兵士は、英北西部リバプール(Liverpool)出身のクレイグ・ランドバーグ(Craig Lundberg)上等兵(24)。2007年、バスラ(Basra)で任務中に携行式ロケット弾による攻撃を受け、両目の視力を完全に失った。 

 盲導犬に頼る生活を送り始めたころ、英国防省により、米国で開発された「BrainPort」なる装置の英国初の試用者に選ばれた。

 ユーザーは、小型ビデオカメラのついたサングラスをかけ、このカメラに接続された棒状の物体をくわえて使用する。装置は、画像を電気パルスに変換し、これを棒つきキャンディー状のプラスチック製の物体を乗せた舌に伝える。このとき、チクチクした感覚を味わうが、その強度により画像を解釈し、頭の中で周囲の様子を視覚化できる。ただし、画像を解釈できるまでには相当の訓練が必要だという。

 ルンドバーグ氏は今や、装置のおかげで、線や形を理解し、物をすぐに拾い上げることができるという。

 しかし、ルンドバーグ氏には、ヒューゴと名付けた忠実な盲導犬を手放す気持ちはないようだ。「ヒューゴをお役ご免にするなど、考えられない。僕は彼を愛しているから。これ(BrainPort)はもう1つの移動用機械に過ぎないよ」

 元米軍少将らが開発したこの装置はまだ試作の段階で、改良を加えたのち、視力を失ったほかの英兵たちにも導入されることが期待されている。』
posted by トッペイ at 02:19| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月17日

法務省が外国人の看護師や歯科医師に対する就労制限を撤廃する方針を検討



 外国ニュースから見た、日本における外国人の就労問題の捉え方は、国民と少し違うようだ。
 専門職としての看護師や歯科医師に対する就労制限を撤廃することを評価している。
 
 しかし、歯科医師の場合は、我が街でも、少し歩けば歯科医院があるくらい、患者獲得の競争が厳しくなっている。もちろん、国内でも一部に偏在しているのだが、毎年、歯科大から卒業生が送り出されている限り、歯科医師の生存競争も厳しいものとなっている。一部には、歯科医師を再教育して、麻酔医などへの転職を提案する向きもある。
 
 外国から、歯科医師が多くやってきた場合、歯科医師が集中している街では、経営が圧迫される恐れもある。
 
『高齢化と人口減少に対応するため、法務省が外国人の看護師や歯科医師に対する就労制限を撤廃する方針を検討していることが明らかになった。入国管理局高官が15日、AFPに語った。

 現在、フィリピンとインドネシアからの看護師には7年以内の就労期限があるが、入国管理局はこの制限の撤廃を検討している。フィリピンとインドネシア以外の外国からの看護師の就労を認めることも検討しているという。

 今後5か年間の入国・在留管理制度の指針を示す基本計画に盛り込まれるもので、基本計画は月内にも正式決定される見込み。

 同高官は、日本が人口減少の時代に直面していることを受けて、急成長するアジア諸国からの人材を受け入れることが重要だと述べた。

 また、外国人歯科医師に対する6年間の就労期限も撤廃することも検討しているという。すでに外国人医師については06年に人材不足を緩和するために就労期限を撤廃している。

 日本で働く外国人労働者の数は過去最高の192万人に上っている。しかし、依然として全人口の1.5%でしかなく、日本は世界で最も均一な国と表現されることが多い。』
posted by トッペイ at 02:46| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月16日

未だ止まぬ大学生の「アルハラ」



 日本人は、アルコール飲酒に寛容である。一昔前から比べれば、やや厳しくなった面もあるが、「酒の席の上だから」という言い訳が幅をきかせている。
 また、学生による歓送会、コンパなどのよる「アルハラ(アルコールハラスメント)」が今もって止まない。大事な子どもをアルハラで亡くした親の会の人たちの注意を呼び掛ける声も無視して、またもや、佐賀大学の未成年の学生が、急性アルコール中毒が原因で亡くなったようだ。アルハラは、犯罪行為である。若いから、無茶が通るという意識は、もう、いい加減に捨てなくてはならない。また、仲間?による殺人が行われた。彼らは、一生悔やまなくてはなるまい。

『佐賀大(佐賀市本庄町)は15日、同大理工学部1年の男子学生(19)が、所属する同大ラグビー部の宴会で飲酒後、死亡したと発表した。同大の瀬口昌洋副学長は「(死亡の)原因その他の調査を開始している。亡くなられた学生に心からご冥福をお祈りする」とのコメントを発表した。

 同大によると、死亡した男子学生は13日午後8〜10時、同大ラグビー部の「卒業生を送る会」に参加。学生たちはビールや日本酒を一気飲みしていたという。男子学生は同日午後10時半から二次会にも参加したが、開始15分後に気分が悪くなり、他の部員の自宅で就寝した。

 しかし、翌14日午前6時50分ごろ、同じ部屋で寝ていた2年生の学生が、男子学生の顔色が青白くなり、体が冷たくなっていることに気付き119番通報。搬送先の病院で死亡が確認された。 』(朝日新聞)
posted by トッペイ at 02:10| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月15日

「CD買おうぜ」 ネットに対抗、若手音楽家ら呼び掛け



 今でも、レコード屋という言葉だけは残っているのだろう。レコードが姿を消して、CDと入れ替わったのは、そんな昔の事ではない。レコード仕様も時には発売されるが、ごく例外である。最近は、CDジャケットが、かつてのLP版のジャケットを意識したものであるのも見かけることがある。しかし、今や、CDの売り上げは年々減少の一途をたどっている。レコードを追い落としたように、今度は、ネット上の音楽配信がCDの存在を脅かしている。ネット上から、音楽ばかりか、PVまでもダウンロードすれば良いのだから。

 しかし、CDの売り上げが落ちることは、「レコード店」の存続の危機も意味する。ちょうど、町の小さな書店が、その後は、繁華街の大型書店まで、次々と姿を消していったの経過とダブっていく。

 文化の多様性から、やはり、画一かは良くないのかもしれない。

 そんな中、CDの購買を訴える若者が登場した。「BUY CDs」と胸に書かれたTシャツを売って、呼びかけている。プロのミュージシャンも協力している。さて、時代の並みに打ち克つことが出来るのだろうか。

『 昨年1月に販売を始め、同年末までに約400枚が売れた。ロックバンド「筋肉少女帯」のボーカリストで作家の大槻ケンヂさん、元「LUNA SEA」のドラマー真矢さんらも賛同し、イベントを開いた。

 大手CD店などから「運動に協力する」と打診もあるが、今のところ断っている。「大企業の販売促進にしてしまっては、多くの人に届かない。制作者が草の根で活動することに意味があるはずだ」と考えるからだ。

 今後も、夏の野外フェスなどのイベントを通じて、地道に運動を広げたいという。

     ◇

 日本レコード協会の統計によると、CDの生産額は1999年に5512億円だったが、2008年には、2912億円まで落ち込んだ。一方、有料音楽配信の売り上げは、05年には342億円だったが、08年には905億円と急速に市場が拡大。CDを出さず、配信のみで曲を発表する例も増えている。』(朝日新聞)
posted by トッペイ at 01:38| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月14日

南極海を漂流する巨大氷山



 自然の脅威は計り知れない。今回、南極海の氷山が、母体となる氷山から分離して漂流を始めた。やはり、地球温暖化の影響があるのだろうか。

 その巨大さゆえに、海流の流れに変化をもたらし、気候変動を起こす恐れもあるという。恐ろしいのは、自然界の復讐なのか、人間の所為なのか?

『米航空宇宙局(NASA)の地球観測衛星「アクア(Aqua)」に搭載されたセンサー「中分解能撮像分光放射計(Moderate Resolution Imaging Spectroradiometer、MODIS)」がとらえた東南極を漂流する2つの巨大氷山、メルツ氷河(Mertz Glacier)から分離した氷舌(左)と氷山B-09B(中央)。この画像はNASAが8日に入手し、10日に公開された。
 
 メルツ氷河にB-09Bがぶつかり、今年2月12〜13日に長さ約78キロ、幅約39キロとルクセンブルグほどの大きさがある氷舌が分離した。科学者らはこの氷舌が海流を妨げ、地球の気候パターンに変化を引き起こす恐れがあると警告している。B-09Bは1987年に氷河から分離した。』
posted by トッペイ at 00:24| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月13日

倒壊の御神木、「再生」作業始まる 鎌倉鶴岡八幡宮



 先日の雪で、倒壊した鶴岡八幡宮の大銀杏のニュースには、驚かされた。小学校の遠足の時に見学している。その時に、将軍実朝が、銀杏の木に隠れていた八幡宮別当の公暁に暗殺されたという説明を受けた。本当かどうかは、伝説なので分からない。木の成長から見ると、この木が2代目だった可能性があるとのことだが、樹齢は千年といわれている。
 倒れた木に対して、神主さんがお祓いをしていたニュースの映像が印象的だった。
 さて、御神木として、この神社になくてはならない存在の再生のための試みが始まったという。もしかしたら、土中に残った根から出てくる新しい芽を活かすことになるかもしれないが、倒れた木が、何とか再生してくれることを祈るばかりである。

『神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮で12日、倒れた大イチョウを「再生」させる作業が始まった。根元部分から3〜4メートルのところで幹を胴切りし、根元側をそばに植え直す。土中に残った根から芽が出るのを待ち、「子」として育てる計画もある。

 この日は境内に大型クレーンなどを導入し、切断した幹の一部や枝などをつるして一時置き場に運んだ。土壌や根の殺菌などをした後、13日以降に移植に着手するという。

 指導にあたる東京農業大学の浜野周泰教授(造園樹木学)も12日朝、現場で再生の可能性を調査した。浜野教授は「不確定要素が多いが、最善を尽くす」と話した。

 八幡宮によると、樹高30メートルの大イチョウは先端側が何カ所も折れており、現状のまま立て直して回復させるのは無理と判断した。移植可能な大きさに切断したうえで、現在地より西に5メートルほどの所に植え替える。また、土の中には根が一部残っているといい、この根から生まれる芽を「大イチョウのDNAを引き継ぐ子」として育てたい考えだ。』(朝日新聞)
posted by トッペイ at 01:30| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 園芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月11日

子どもホスピス、日本にも 重症の子や家族が滞在



 人が、負担の大きい延命治療を止め、人間らしい最期を迎える場所、ホスピスも、その存在の重要性が認識され出している。
 しかし、子どもとその家族のための施設は今までなかったようだ。

 今回、4か所の設置が計画されている。そのうち、奈良市に計画されているものは、東大寺の宿坊「華厳寮」を、子どもと家族のためのホスピスとして利用するという。寺の協力を得てのものだそうだ。
 宗教界も、貧困化などの衆生の苦しみを受け止める施策に積極多的になってほしい。その意味でも、東大寺の動きは無視できない。
 
『 重い病気や障害と共に生きる子どもや、その家族を支える日本初の「子どもホスピス」が、神奈川県大磯町と奈良市、北海道滝川市の3カ所で、今年から2012年にかけて開設される。365日間、病や障害とともに暮らす子どもや家族が「第二の家」として滞在し、つかの間の休息を得られる場の整備を進めている。

 子どもホスピスは英国で誕生し、重い病気や障害の子らを短期間預かる施設として同国などで広がっている。

 小児科医らでつくる「小児在宅医療・緩和ケア研究会」代表の細谷亮太・聖路加国際病院副院長によると、こうした施設は日本にはまだない。自然に囲まれた自宅のような環境で家族も宿泊でき、周辺の医療施設との連携を目指しており、研究会は神奈川県大磯町の古民家を利用して開設することにした。

 古民家は、子どもたちに命の授業をするNPO法人「生きるちからVIVACE(ビバーチェ)」が提供する。代表の甲斐裕美さんの義父は小児まひで足が不自由な中、企業の会長を務め、大磯の古民家を所有。4年前に肺がんで亡くなる前に「最先端の医療でも助からない人のために使って」と言い残していた。

 14年前、脳腫瘍(しゅよう)だった7歳の息子を自宅でみとった浜松市の加藤真弓さん(47)も活動に協力する。「当時はほとんど眠れない状態が続いたが、外に助けを求めてはいけないと思っていた。そういう場があるだけで安心できる」

 研究会は新たにNPO法人をつくり、周辺の医療施設と連携。2年後の開設を目指す。細谷さんは「子どもはもちろん、看病にかかりきりの親、親に甘えるのを我慢しているきょうだいが、休息できる場を提供したい」と話す。 』(朝日新聞)
posted by トッペイ at 02:26| 東京 🌁| Comment(1) | TrackBack(1) | 病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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