アル中という言葉は、今も使われているのでしょうか。アルコール中毒の略語ですね。現在は、依存症の中の症例として紹介されています。そのように、注意して認識しなければならないのは、アルコール依存症は「病気」だということです。精神疾患と理解しなくてはならないでしょう。それに、肝機能障害などの合併症のリスクも高くなっています。主婦のキッチンドランカーが一時話題になったことがありますが、最近は、高齢者のアルコール依存症が増加しているということです。増加要因に関しては、社会学的考察が必要なんでしょうが、今回は、触れません。
このニュースでは、ワクチンを使用するということです。使用後は、アルコール飲酒すると、嘔吐感などの不快感が生じて、飲酒を嫌うようにするんですね。
実用化に関しては、確実な事かどうかわかりませんが、現在、アルコール依存症だと自覚している人、あるいは、周囲で気がついた場合は、専門の病院に受診して下さい。断酒会などの当事者団体の利用も必要となるでしょう。
追記:新年会のシーズン、また、これから大学生の卒業や新入生歓迎のためのイベントで、「アルハラ」の危険が高まる時期がやってきます。アルコールを、無理やり飲ませることは、急性アルコール中毒による殺人行為に等しいということを、十分に自覚してほしいものです。今日の朝刊でも、ある大学では、そうした催しを学校当局に事前に届けるように決めたと報道されていました。どうも、日本人は、アルコールの扱いに甘いようです。「酒の席のことだから」という言い訳が、未だに、まかり通ることが少なくないようです。新入生が、せっかくの大学生活を送る上で、自らの命を先輩や同級生によって絶たれることなんてあってはならないことですよね。また、飲酒運転を言語道断です。
最後に、依存症に関しては、薬物依存症、買い物依存症、セックス依存症などの増加と、それらを病気を捉えて治療すべきものだという社会的コンセンサスが高まることを切望しています。そして、そうした当事者には、周囲の人間や社会のサポートが求められていることも認識してもらいたいと思います。



